ロサリオ一塁守備に高代コーチ太鼓判 昨年沖縄Cで“初遭遇”昨季映像も確認
https://www.daily.co.jp/tigers/2018/01/14/0010895147.shtml

 阪神・高代延博作戦兼総合コーチ(63)が13日、新加入のウィリン・ロサリオ
内野手(28)の一塁守備に及第点を与えた。昨年、韓国・ハンファのキャンプを視
察した際にロサリオの守備を見たことがあり、昨季のプレー映像も確認した上での上
々の評価となった。

 「普通やったよ。スローイングもいいし。去年、タイガースのキャンプの最後の休
日に(ハンファを)見に行って、その時もスローイングも良かった」

 記憶は昨年2月までさかのぼる。高代コーチは阪神の沖縄キャンプ中に、かつてコ
ーチを務めていたハンファの、沖縄・東風平(こちんだ)キャンプにあいさつに出向
いた。そこで偶然、ロサリオの守備を見たことがあった。その上で、昨年の韓国での
プレー映像を見ても無難にこなしていたという。

 金本監督はすでに「ファーストを予定している」と話している。期待を寄せるのは
当然、打撃面。その中で、守備ではまず最低限のプレーをこなしてもらえれば、とい
うのが首脳陣の考えとなる。

 「(一塁は)問題ないと思うよ」と高代コーチ。「(昨年の)ビデオではちょっと
太っていたような感じ」といった印象も口にしたが、大きな不安を抱くことなく、助
っ人の28日の来日を心待ちにしていた。