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球団社長の会見で感じたキナ臭さ

 去る9月10日、阪神・四藤慶一郎球団社長が会見を開き、掛布二軍監督の主な退任理
由について「全体としての若手の底上げができた」「今後のファームについての将来的
な展開を考えていくなかで、世代交代を考えていく必要がある」などと説明した。

 これも私としては不可解だった。若手の底上げができたと本気で思っているなら、い
くらなんでも早計すぎる。確かに、阪神の若手は以前に比べると成長しているが、高い
レベルで見るとまだまだ育成途上だ。そもそも若手の底上げという積年の重要課題をた
った二年で完了できるわけがない。掛布二軍監督ご自身も、やり残したことが多々ある
だろう。