倉本 
高校3年間:本塁打0
大学4年間:本塁打1
社会人1年目:本塁打0
―ここで門田の指導を受ける―
社会人2年目:本塁打7


倉本「もともと守備評価は高かったので、打撃を評価してもらえれば、見る目も変わる。一生懸命バットを振ってきた」。

アマ時代から、打撃を課題としてきた。
倉本「ヒットでは足りない。ホームランを打ってナンボ。プロはそこを評価しますから」。

 強打者への劇的な変化をもたらしたのは、1つの出会いがきっかけだった。
昨年1月末。日本新薬に南海などで通算56 7本塁打の門田博光氏(67)が臨時コーチに訪れた。
極端なクローズドスタンスからの一本足打法は、門田氏直伝の打法だった。

 本塁打数は横浜高時代は0本、創価大時代は1本、社会人1年目の一昨年は0本だった。
倉本「門田さんも高校時代は0本だった。信じてやってみようと思って、毎日素振りをしました。少しずつ思い切り振れるようになった。タイミングもとれるようになってきた」。

昨季の本塁打数は7本。成果は確実に現れた。