燕D6・宮本、名手の看板守る!憧れは先輩・山田「同じ舞台で」
http://www.sanspo.com/smp/baseball/news/20171031/swa17103105030001-s.html
ヤクルトは30日、ドラフト会議で6位指名した宮本丈内野手(22)=奈良学園大=と、7位指名した松本直樹捕手(24)=西
濃運輸=に指名のあいさつをした。
宮本は履正社高出身で、山田哲人内野手(25)の3学年後輩。
燕に戻ってきた「遊撃・宮本」は、山田と二遊間での"競演"を熱望した。
やる気に満ちあふれていた。寒風が吹く中での指名あいさつ。
宮本は履正社高の先輩、山田との"競演"を熱望した。
「いつかは同じ舞台でやりたいと思っていた。そのチャンスを与えられるところまで来ると思っていなかったので、絶対にやってやろうという気持ちです」
プ口を夢見るきっかけも山田だった。3学年下で、入れ違いで入学。
1年秋に遊撃手のレギュラーとなり、その年のクライマックスシリーズに山田は高卒1年目でデビュー。
テレビで見た宮本は「格好いい。プ口に行けたらいいな」と憧れた。
「感覚派だと思いました。まねできない」と宮本。
オフに母校にあいさつに訪れた山田と会い、言葉を交わした。
自身も俊足巧打と安定した守備が自慢だが、山田の実力に驚かされた。
小学生時代は空手も習い、3、4年時に組み手部門で全国大会優勝。
周囲に「空手を続けろ」とすすめられたが、「好きではなかった」。
"野球愛"を貫き、プロに招かれるほどに成長した。
ヤクルトで「宮本」といえば、来季からヘッドコーチに就任する宮本慎也氏(46)が有名。
「(現役時代の)動画を見ますが、異次元というか、雲の上の人すぎて」といいながら、守備の教えを請いたいと"弟子入り"を志願した。
レジェンドの系譜をたどる宮本が、神宮で躍動する。