7月10日発売の雑誌 週刊現代 ・中畑清オフレコ講談会で「言いたい放題」60分

6月29日大手生命保険会社が優良顧客を集めた中畑清トークショー

・選手の給料はファンから頂いている。ファンが選手の価値を決める。阿部は5億を貰っていた選手。その選手に
送りバントをさせるか?こんな野球をやり続けるジャイアンツだからファンが離れていっている。そんなの高校野球
の延長。ジャイアンツ野球の姿勢をなんと心得ているのか。王道をいかなきゃいけない。
・最近、地方開催の巨人戦を見ると悲しくなる。ジャイアンツの試合がガラガラだよ。チケットが取れない環境で
やってきたジャイアンツOBとして悲しすぎる。人気にあぐらをかいて昔の体質のまま来た結果、本当に今、危機的
状況なんだよ。
・今のジャイアンツは練習量が足りない。若手が伸びてこないのも当然。努力が足りない。
・筒香は今の若い選手の中で「日の丸」の重さを感じながら野球をやっている。これが嬉しい。野球というのは
人づくりなんだ。人間性を兼ね備えたスーパースターを育てることが大事。そうなってお客さんを呼べる。清原を
作っちゃいけない。
・2020年東京五輪の監督はやらないよ、やりたくない。本当に寿命が縮まる。この間NPBの事務局長から相談を受けた。
オレは「総監督を長嶋さん、監督は松井がいいんじゃないか」と話した。松井はもっと野球界に還元しなくちゃいけ
ない。プレッシャーを味わって、野球界が注目される環境を作らなくちゃいけない。松井はプロ入りしてから日の丸を
背負ったことはないのに国民栄誉賞ですよ。彼がもらったのは10年早かったと思います。

参加者からの質疑応答で桑田氏を巨人監督に推す声があがった
・オレははっきり言って、桑田の名前は出てほしくない。あいつ、一緒に解説していてもビックリするようなことを
平気で言う。「努力することはくだらない」とか「肩は消耗品だ」とか何言ってんだって。何でも消耗品だよ使えば
使うほどすり減るのはしょうがない。自分だってPLでとんでもない練習量をこなしてきたからプロで成功できたんだ
ろうに。結局、桑田は「楽して勝つ野球」ばかり教えようとする。オレは本気で言ってるんだから。