経口薬の臨床試験を2012に始める予定
血管内皮にある「VAP-1」と呼ばれるタンパク質は、血液中の免疫細胞である「白血球」を血管外に運び出して免疫反応を活性化させる働きがある。
VAP-1が過剰に働くと患者自身の免疫システムが患者の皮膚などを攻撃し、これがアトピー性皮膚炎の原因の1つとされている。
ジャスダックのアールテック・ウエノが開発した「非ステロイド」成分。
白血球はVAP-1の表面の凹みを通じて血管の外に出るが、候補物質がVAP-1の凹みにはまって白血球の通路をふさぎ、皮膚炎が改善される仕組み。