冬乾燥して悪化や汗で痒くなるなどの特徴を持つタイプは例外もあろうがバリア構造論で説明出来る。
後は併発する事が多い食物アレルギーでこちらはアトピーそのものではない。

バリア機能の欠陥はフィラグリンに関わる遺伝子が同定されてて、国内外の医療機関が研究中だ。
フィラグリンは顆粒層の話で恐らくはここから同じく顆粒層で生成されるセラミドの量が少ないという調査結果に結びつく。

総合すると皮膚機能の遺伝的異常から来るので現時点では完治はないが、幾つかの小手先の手法での軽快は有る。


筋道を通して考えず闇雲に噂レベルの治療法を渡り歩く例は多いが得策ではない。