2020TJ6AUG感想※は補足及び個人の感想

☆GW商戦総括
4月25日〜5月6日までの12日間で全体で75〜80%、TVゲームを含めれば105%前後。
昨年が10連休効果で前年比108%だった事を考慮すると、最悪の事態は免れたと言える結果。
ジャンル別では明暗が分かれ、イエナカ商材が牽引。特にジグソーパズルは昨対200%を超える売上。
一方大手メーカーが展開するキャラクター中心に例年牽引してきた商材が苦戦。
戦隊、プリキュアなどに加えベイブレード、カードゲームも厳しくトミカ、プラレールなど定番の動きも鈍かった。
☆メーカー22社に聞く今夏に向けた戦略
○バンダイ
●GW商戦の結果は
4月27日〜5月10日の2週で昨対60%と大変厳しい結果となった。
●好調だったシリーズ、商品は?反面今一つだったのは?
好調:ドラえもん(ドンジャラ、もぐらたたき、ひらめきパッド、ステップアップパソコン、ころがスイッチ)
苦戦:TVキャラクター(戦隊、ライダー、プリキュア)
●夏休み商戦をどう予測しているか
GW同様厳しい状況を想定するが、夏休みのおもちゃ需要、巣ごもり需要に期待し、
上記好調シリーズ(ドラえもん)を中心にプロモーション、商品供給を万全に行う。
※生産ラインをドラえもんに回され、プリキュア関連の生産数が減少する可能性がある
●夏休み商戦の最重点商品
ボーイズ:ウルトラマンゼットライザー ガールズ:変身ヒーリングステッキ その他:ころがスイッチドラえもんボックスステージキット

☆全国小売アンケート 「GW商戦の結果は?」※回答42法人中12社は完全休業
●好調なシリーズ、商品※名指しの回答があった法人
戦隊:30/1 プリキュア:30/1
●不調なシリーズ、商品※名指しの回答があった法人
ライダー:30/9 戦隊:30/9 プリキュア:30/9 ファントミラージュ:30/1
※1法人だけ好調との回答があったが基本的には苦戦

☆2020玩具販売実績ベスト150(4.1〜4.30)
6位:ヒーリングステッキDX 47位:ヒーリングルームバック 59位:おしゃべりラテ(おでかけセット)85位:おしゃべりラテ
113位:ファントミリスティDX 143位:ヒーリングステッキ
☆2019玩具販売実績ベスト150(4.1〜4.30)※ライドウォッチは割愛
4位:スターカラーペンダントDX 9位:トゥインクルブック  27位:ファントミリスティ 31位:スターカラーペンダント 34位:トィンクルステッキ
103位:ファントミトリック 146位:プリチューム(桃)
※再放送や生産体制の影響もあるのかもしれないが、戦隊やライダーに比べ相対的な位置づけもだいぶ落ちている