TJ2019年クリスマス商戦速報感想※以降の文は補足及び個人の感想

 2019年クリスマス商戦前半戦の12月1〜15日までの状況。
結論を先に述べるならば近年では経験したことのないほど厳しい商戦になっている。
累計売り上げは玩具だけで昨対85%前後、大手小売業も含めて70%台や80%前後で推移しているところも珍しくない。
市況は一向に上向かないまま11月は90%割れ、12月を迎え第1週も昨対90%を割ったまま、第2週はさらに落として80%台で推移した。
今回の商戦での売れ筋商品は「ころがスイッチ ドラえもん」と「マウスできせかえ!すみっコぐらしパソコン」がトップ2となる。
 商品ジャンル別では前年同期にベイブレードやシンカリオンが好調だった男児玩具が最も厳しい。
仮面ライダーの変身ベルトも数量ベースでの貢献は大きいが、昨対では前年を大きく下回る状況。戦隊も不調だった昨年は超えているが期待値には程遠い。
女児も良いのは前述の「すみっコぐらし」関連ぐらい。
サプライズトイも売れていないわけではないが昨対には届かず。リカちゃん、シルバニアなどの定番も総じて厳しい。
キャラクターは「プリキュア」に勢いが足りないが「ファントミラージュ」が堅調。
※フワ単体は健闘しているが、プリキュア全体で見ればクリスマス商戦も厳しい状態は続いているようだ。