2019TJ6AUG感想※は補足及び個人の感想
☆GW商戦の結果はどうだったのか?
〇大手メーカーに聞く バンダイ
トイ3事業全体で昨対115%、特にボーイズは戦隊の復活が大きく昨対127%と伸ばすことができた。
ガールズはプリキュアが昨年との商品構成の違いもあり昨対90%と伸び悩んだ。
GW商戦だけ見ればメインアイテムの構成が近い2016年も下回る。
ガールズの夏商戦はプリキュアをどう盛り上げるかがポイント。
GW商戦は伸び悩んだものの、全体の累計では昨対95%(2017年と比較すれば104%程度)で推移しているので、
キャンペーンやTV演出などを含めて色々な方面から立て直しを図る。
※右肩上がりのプリキュアだが、GW商戦だけ見ると、2017年:100%、2018年:好調(104%以下)のため、
104%で計算しても93%で2016年を下回ってしまう。
立て直しを図ると言及された昨年の戦隊は本編にも大規模な変更が起きたが、プリキュアも影響がでるのだろうか?
〇GW商戦総括
今回のGW商戦は4月27日〜5月6日までの10間で一般玩具は昨対105〜108%、流通によっては110%まで取れたとの声もある。
ただ、単純に日数で比較すれば昨年より1日多く、休日は3日多いだけに、前年を上回るのは当たり前、5%アップ程度に留まった点を業界として不甲斐ないとの声もある。
ジャンル別では、男児玩具が昨対108%、女児玩具が105%との結果となっている。
ここ最近の商戦は戦隊の不調とベイブレードの縮小のダブルパンチで前年を割る事が多かった男児玩具だが、今商戦では2ケタ近い伸びで昨対をクリアした。
ベイブレードは昨対60%の実績となったものの、戦隊が昨対180%という結果を残し、ゾイドが大きく貢献、妖怪ウォッチが140%と復活を見せ落込みをカバーした。
女児玩具はサプライズトイ関連が最大の貢献となり、女児玩具市場の牽引役となっている一方、リカちゃん、プリキュアといった定番が昨年好調の反動もあり苦戦、
ガールズ×戦士シリーズは前作比ではプラスオンとなっている。

☆玩具販売実績ベスト150(4.1〜4.30)※ファントミミラージュは参考
4位:スターカラーペンダントDX 9位:トゥインクルブック  27位:ファントミリスティ 31位:スターカラーペンダント 34位:トィンクルステッキ
103位:ファントミトリック 146位:プリチューム(桃)
☆玩具販売実績ベスト150(4.1〜4.30)※前年(参考)
6位:プリハートDX 7位:おしゃべりはぐたん 12位:ミライパッド 16位:メロディーソード 40位:プリハート
84位:メロディタンバリン 117位:プリチューム(桃)
※メインアイテムは昨年と比べても悪くないが、バンダイ担当の言及があるように、トィンクルブックは2個イチアイテムのため、サブ玩具で補う必要があるが、
おしゃべりフワはランク外でプリチュームや音楽アイテムも去年より劣る。また、追加武器も鈍い。
ガールズ×戦士シリーズが去年以上に調子が良い影響もあるか?