ジャニーズタレントや元ジャニーズタレントが不祥事を起こすたびに繰り返される、この光景。
それだけ問題が頻発しているということに他ならないが、そのたびに、番組MCの彼らに注目が集まり、
その発言がスポーツ紙やネットニュースに大きく取り上げられることになるのも、もはやルーティンといってもいいだろう。

「元TOKIO・山口達也の少女への強制わいせつ事件の際には、国分のコメントが注目され、『ビビット』の視聴率を跳ね上げました。
今回の田口では、『シューイチ』が前週より1%近く数字を上げており、中丸の発言がいかに注目されていたかを証明しています」(テレビ雑誌記者談、数字はビデオリサーチ調べより)

 そんな中、ある民放編成担当者はジャニーズの情報番組起用について、こう話す。

「正直、社内でもジャニーズの起用は賛否が分かれるところです。ジャニーズとの関係性を深めることには大いに寄与していますが、
国分の『ビビット』も東山の『サンデーLIVE!』も低調で、高いギャラに見合った視聴率かといえば、及第点はつけられない。
しかし、ジャニーズタレントが不祥事を起こすと、その発言が注目され、視聴率は上がる。
現場は対応にで混乱となりますが、上層部は『このために使っているようなもんだ』と囁き合っているのが現実です」

 せめてこんなときくらい役に立ってくれないと、存在意義がないということなのだろう。
https://www.cyzowoman.com/2019/06/post_236053_1.html