>>674
人類の意識が消えゆくハーモニーを控えたクライマックスにトァンによって発せられる
<remember>
愛してるミァハ
</remember>
という作中最後のセリフによって、そのセリフが体現する愛という<strong>想い<strong>が人類最後の意識として圧倒的かつ感慨深いものとして見せつけられて、例え想いに疎い方でも愛という<strong>想い</strong>の存在に自明に気づけるのよね
それを踏まえれば作中、事あるごとに提示される独白と回想から窺えるトァンのミァハへの強大な執着が愛であったとも気づけるはずで、想い人への追走と追憶の物語という体をとる作中全ての想いが圧巻な名作百合作品と認めざるを得ないのよ