しかも先がどうなるかわからん企画なので、人生ダメ元みたいなメンバーを周りから。
『当時はスタッフも少なくてチームの中で声優のことを詳しく
わかるのが僕しかいなかったので先陣を切ってキャスティング案を出させてもらいました。
当時のラブライブは成功するか失敗するか全くわからないし
日々何をしたかいいかもわからないような謎のプロジェクトだったので、
それに付き合ってくれるような人はあまりいないだろうと思っていて。
あの9人に行き着くにあたって、当時交流のあったマネージャーさんとか本人とか
そういう信頼関係のある方々を重視しました。
未知のプロジェクトでも協力してくれそうな人、ということですね(笑)』
『当時は「アニメになったらいいね」くらいの感じでした。
サンライズさんで楽曲ごとのPVは作ってましたけど「TVシリーズにするには
まだ人気も出てないしな〜」 「いずれそうなったらいいよね〜」みたいな、
のんびりした委員会でしたね(笑) 』
(斎藤滋インタビュー、女性声優アーティストディスクガイド、p.118)