『夜のピクニック』2006年 8点

一昼夜ひたすら歩くだけという伝統行事を通して
高校生の友情と和解を描いた青春もの

硬直化した人間関係はハレの日に溶解、再凝固し
一生忘れない一日となる。
くだらない、無意味に思える行事でも存在意義はあるのだと
再認識させられた

アニメ挿入など無駄なシーンが多く完成度は低いが
可愛すぎる多部ちゃんをはじめ、良い意味で素人臭いキャストで
違和感なく観ることができた(設定は違和感だらけだが)