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大船駅の商業施設ロッカーに男児の遺体遺棄　３７歳無職女を逮捕
神奈川新聞 | 2021年6月23日(水) 12:26

　鎌倉市のＪＲ大船駅に隣接する商業施設のコインロッカーに乳児とみられる男児の遺体を遺棄したとして、神奈川県警捜査１課と大船署は２３日、死体遺棄の疑いで、神奈川県出身で住所不定、無職の女（３７）を逮捕した。調べに対し、「間違いない」と容疑を認めているという。県警は女と男児との関係や経緯などを慎重に調べる。

　逮捕容疑は、昨年７月３０日ごろから今年６月４日午後２時５分ごろまでの間に、同市大船１丁目の商業施設「大船ルミネウィング」１階のコインロッカー内に男児の遺体を遺棄した、としている。

　県警によると、同日午後２時５分ごろ、料金未払いのままロッカ−の使用期間が過ぎていたため、回収に来た管理会社の関係者が、中からタオルにくるまれた遺体を発見。ロッカーは昨年７月３０日ごろから継続して利用されていたという。

　現場周辺の防犯カメラ映像などから浮上。女は今年６月８日、窃盗の疑いで川崎署に逮捕され、その後起訴されていた。これまでの調べによると、遺体は少なくとも死後数カ月が経過していた。腐敗が進んでおり、死因は不詳。目立った外傷はなかったとしている。

https://www.kanaloco.jp/news/social/case/article-548708.html