収斂進化した動物のスレ
時代や地域や種の違いを超えて似た姿形をしている生き物について語ろう 中生代三畳紀後期のイカロサウルスと現生のトビトカゲは収斂進化? 海中と陸でまったく異なる環境で生態も違うのに見た目が似てるクワガタとウミクワガタ意味分からん 魚類のホオジロザメ、爬虫類のイクチオサウルス、哺乳類のイルカ
離れた系統のいくつかの生き物が似た姿になってるのは
この形状が海中で生きる大型生物にとって最適な進化をした最終形態ということなのかね 収斂進化…異なった系統の生物が同様の生態的地位についた時、類似した形質を獲得する進化の現象。
平行進化…異なった系統の生物が同じ方向へ向かう進化。平行進化の結果、収斂進化になることもある。 新生代初期に南米へ進出した有袋類は陸続きだったオーストラリア大陸へとさらに分布を広げた。
旧大陸ではその後に現れた有胎盤類との生存競争に負けて有袋類は滅びてしまうが、
大陸移動により孤立したオーストラリア大陸と南米の一部では生き残った。
旧大陸で有胎盤類が占めた生態学地位をオーストラリア大陸では有袋類が占め、
有胎盤類が進化したように同じ方向へ有胎盤類も平行進化した。
有袋類…フクロオオカミ、ウォンバット、フクロネコ、クズリ、フクロシマリス、フクロモモンガ、フクロムササビ、フクロアリクイ、フクロモグラ、フクロトビネズミ
有胎盤類…オオカミ、ウッドチャック、ヤマネコ、タスマニアデビル、リス、モモンガ、ササビ、アリクイ、モグラ、ハネジネズミ >>11
違う大陸に住む似た動物より同じ大陸に住む姿や生態がまったく異なった動物の方が遺伝学的には近いんだよな 祖先型で残っていない唯一の存在だな。極端に変わったのだけ
なぜ卵を産むネズミみたいなのが残ってないんだろう
そのままの姿じゃ有袋類に淘汰されたか 単孔類は後に出現した有袋類との生存競争に敗れてほとんどが絶滅したが
水中を生活の場としたカモノハシとハリモグラの祖先は生き残ることができたと考えられている
そして、有袋類は後に出現した真獣類(有胎盤類)に敗れて陸続きの大陸ではほぼ絶滅した 収斂進化で時代を超えて似た姿になってる様々な生物がいるけど、バージェス動物群と収斂進化で似た姿になってる原生生物っておりゅ? 孤立した大陸で有袋類が進化して有胎盤類と似たような種がいっぱい出現したみたいに
単孔類だけが存在する大陸があったら、大中小の捕食獣、雑食獣、草食獣が出現して生態的地位を埋めたんだろうか? 有袋類が有胎盤類に滅ぼされていくなかでオポッサムは南米から北米へ進出して現代でも生き残ってて強い 単孔類は三畳紀に現れたけど化石があんま見つかってないんだよね 長く伸びた指の間に膜を張って翼にしたコウモリと翼竜 コウモリは四本の指で翼竜は一本の指だけどメリットデメリットあるのかな スマトスクスとヒゲクジラ
アルマジロスクスとアルマジロ >>21 無顎類と一緒だな。甲冑魚とヤツメウナギの間の溝は大きそうだけど、間を埋める化石って見つかってるんだろうか 300万年前に北米と南米がパナマ地峡で繋がらなきゃ今も有袋類や恐鳥類の宝庫だったかもしれんと思うと惜しいな フォルスラコス科プシロプテルスが1万年くらい前まで生きてたかもしれない化石が発見されてなかったっけ >>6
生態ニッチは別で
使用目的が同じ(メイトガード)
これを収斂進化と呼ぶのは現時点では許されない 真食虫類のハリネズミ、げっ歯類のヤマアラシ、アフリカ食虫類のテンレック、単孔類のハリモグラ 逆に同じ生態学的地位に付いたのにまったく違う形質になることってあるの? >>19
単孔類ではないが
中生代には同じように卵を産んで乳を与える哺乳類や哺乳形類
(哺乳類と言い切れるかどうかまだわからないのて便宜上)に
ムササビ型のボラティコテリウムやビーバー型のカストロカウダがいた 一番ややこしいのは目レベルで親戚の動物の修練進化
モモンガ型だが同じ齧歯目でも絶滅した別系統のエオミスとか
類人猿と似たような顎や眼窩に進化した 曲鼻猿類のダーウィニウスとか
名前忘れたが同じ奇蹄目だけどバクみたいなウマ類とかサイ類なんて
もっと昔に発見されてたら普通にバク類だと思われたろうな >>37
ホラー映画でオーストラリアで満月の夜に変身するフクロオオカミ人間なら出てきた アトポデンタツス、ニジェールサウルス、アナトスクスも似たようなアヒル口してる 初期のゾウとイノシシ
ゾウは残念ながら減少傾向だけど、もし絶滅したら、一部のイノシシが草食化して鼻が伸びて体が巨大化してゾウっぽくなるのかな 収斂で味まで似てくるとかあるのかな....
コノハムシは葉っぱ味? 単に象のような巨体というなら牛や馬やカバとかのが可能性あるかもよ
個人的にはイノシシよりは、と思う 鼻を道具として使えるというのはポスト象に不可欠な条件 >>45
「アフターマン」にゾウのニッチを受け継いだ鼻の長いイノシシが登場するな そういえば一時ミンクはイタチ科ではあるがイタチとの類似は収斂進化で
むしろアナグマに近い系統って説が出たが
一向にその後の情報がない 200〜900万年前に出現した陸上を歩くモンツキテンジクザメのヒレの特徴が
約3億7500万年前に陸に上がった両生類の前段階の生物と似た特徴を持っている
このまま同じ進化の道筋を辿るとサメ由来の両生類が誕生する可能性が微レ存 そもそも初期の四肢動物は単系統なのかどうかすらわかってないくらい
色々いたから
化石に残ってないし子孫も絶えた軟骨魚系の四肢動物も存在して
「誕生」ではなく「再生」の可能性もある ミミズとミミズトカゲ
違いも沢山あるけどやはり似てる
ミミズトカゲ…後退できる、捕食者
ミミズ…前進のみ、被捕食者 ヘビ地中進化説を採るなら初期のヘビはアシナシイモリと似たニッチの生き物だったのが
視力を失う前に落葉樹の発生による落葉林床の誕生でそちらに移行して繁栄した
メクラヘビは祖型種ではなく二次的に先祖返りした種と言える
メガネザルなんかも真猿類へと進化していく系統だったのが途中から原猿類に近い生態に
逆戻りした 先祖返りと言えばカワウソは化石種の方が水中適性が高い
退化しかけていた耳介が現生種ではやや大きくなり
癒着しかけていた指が長くなっている それはその化石種がそういう系統だった、という可能性はないの >>60
>メガネザルなんかも真猿類へと進化していく系統だったのが途中から原猿類に近い生態に
逆戻りした
ヨザルも近いな。もっとも、ちゃんと真猿に進化した後だから、大きくなった頭蓋と、それにつれて側面に移動した耳の位置など、どうやっても原猿風には戻らない箇所のほうが多いけど
そういえばマングース類やキンカジューも、耳がかなり側面に移動してるけど、これも真猿同様脳が発達したのかな?
イヌ科やネコ科のようなハンターよりも、もっと生きてて思いもよらぬ事態に頭を使う場面の多い生態? グリーンパイソンとエメラルドツリーボア
成長過程における体色の変化までそっくり まあニシキヘビとボアは別科か同科の亜科か未だに結論出ない
ほどの近縁種だから
>>40のややこしい近縁の収斂進化だな >>63
雑食動物は本能以外で食物を取捨選択しなきゃいけないからね
マングースもキンカジューも雑食の癖に胃腸は食肉動物のままだから消化に悪い
物食べると命取りになるし
もし今後マングース科やアライグマ科が色覚を復活させたら完全に知的生命への
道を歩みだしたことになる ワニに似てるが正確にはワニではないチャンプソサウルスはwikiでは並行進化となってるな
これは収斂進化ではないのか?比較的ワニの属する主竜類に近いからか?
それとも捉え方の違いか?人によってはこれも収斂進化という人もいそうだが チャンプソサウルスの属するコリストデラ類は現生種がいないから
未だに主竜類なのかその他の双弓類なのかすら結論出てない
始原が不明の魚竜類なみに謎の系統 化石だけでほぼ分かりそうなもんだけど。他の絶滅主竜類はみんなそれで判断してるわけだし
まあ、それで行けば主竜類っぽいらしいから恐らくそうなんだろうとは思うけど でもチャンプソサウルスはコリストデラ類の中では例外で
他の種類はほとんど初期鰭竜類みたいなやつらだぞ 異節類以外の南米独自の哺乳類が生き残っていたら面白かったのにな
ウマ、カバ、ラクダなどの収斂種が目白押し 北米大陸の哺乳類にはない特徴持ってる異節類だからこそ生き残るどころか
逆に北米に進出し(アジア・アフリカにはセンザンコウやツチブタがいたが)
ニッチの重なるより適応力の高い収斂種と競争させられた南蹄類とかが絶滅
したのは必然だから仕方ない 人間が絶滅したら別系統から人間の姿に収斂進化した種が出てくるんだろうか 外見ばかりか遺伝子レベルで収斂を起こして、本来交配不可能なのに交配できるようになるとかあるのかな
ちょうど人に化けて人との間に子を成した妖狐・葛の葉みたいに
細菌レベルならあり得る? 収斂進化した生物同士では遺伝子も似てくると聞いたことがある
極端な例として、イカタコの目と脊椎動物の目は全く異なる種であるに関わらず同じカメラ眼でありよく似てる
でも全く異なる進化をしてきたのだから全然違う遺伝子かと思いきや遺伝子的にも共通点があると
何かのニュースで読んだことがある >>73
どっちかというと進化の失敗作っぽいし、ないんじゃない? 数百万年後にチンパンジーなどの類人猿から見た目は人に近い種が出てくる可能性はあると思う
人類がいなくなればその分、その領域に出てきやすいしな ヒマラヤとかだとサケ科に収斂したコイ科がいたりするのかな?
ヒマラヤからは離れるけど、その取り巻く地域ともいえる中国奥地の九塞溝でも、冷たく澄んだ水に住む魚は確かサケ科ではなくコイ科のはず
食味とかも似てくるかな? >>77
人類がいなくなるまでの間に巻き添え喰らわずに生き残れる真猿類がどんだけいるかで
違ってきそう…。 豊田有恒の「未来の翳」では未来に時すら超越した真の文明を作る
真の知的生命(現人類は先行種にすぎなかった)は
環境悪化した海から陸に戻り、大きな鰭手を掌に進化させたアシカ
の子孫
これは当時の人類水中進化説も影響してるな
現行動物だと前足を掌として使えて直立できるリス類げっ歯目か
マングース類・アライグマ類食肉目が進化できそう
マングース類のミーアキャットなんてすでに社会性動物だし >>76
失敗作というか
人類の腰や膝は直立歩行に完全に適応しきれていない
未だ進化の途中だったのが、文明で淘汰圧が低くなって進化が止まった感じ >>79
ティム・バートン版猿の惑星では、役者の顔に合わせて造形をしたからか、このオランウータンみたいに華奢化した類人猿になったけど、
https://www.givetake.com/wp-content/uploads/Planet_of_the_Apes.jpg
実際今の類人猿が知的生命体に至った時、祖先の姿を少しなりとも残してるもんだろうか カレイ目って似たようなのを寄せ集めただけって話を聞いたことがあるけど、真実はどうなんだろう? カレイ類でも脂気の強い種類とそうでないのって何が違うんだろうか
魚食性とそれ以外?と思ったけど、魚食性のヒラメはあっさり系だし
オヒョウもそうか
脂が強いのはカラスガレイだっけ。食べてるものが違うのかな? 一応カレイ目は現在も単系統と見なされてるね
ボウズカレイが原種に近いとして亜目扱いな程度
でも科レベルで違う種がああも似てるのは近縁収斂進化かも
ドジョウとフクドジョウも今は同目別科の収斂進化 この場合は平行進化のが妥当かも
ただいずれにしても最初期から今の形に近かったろうからやっぱり適切な例とは言えんと思う コウモリと鳥も収斂進化になるのだろうか
翼竜もかな? どちらかというと鳥とコウモリは平行進化かな。飛行能力という目的だけが一緒。
地上生活として後ろ足の走行能力をほぼ維持し、腕の能力は失った鳥に対して、
コウモリの後ろ足はぶら下がるくらいしかなく、逆に前足の腕としての能力は維持
してるのでデザインがかなり違う。 カンガルーネズミとネズミカンガルー。
良く知らんが、カレーライスとライスカレーぐらい似てんだろ。 カメ目とヘノドゥスなど板歯類。
別系統なのによくまあここまでカメ類に似るもんだなと
あと魚類と魚竜とイルカ等の背ビレ。胸ビレや尻ビレは手足の相同器官だから
同じように進化してもさほど不思議ではないが背ビレは全く何もない背中にできてるからね ハヤブサとワシタカ
ハヤブサはオウム目やスズメ目に近縁らしいけど、確かにミヤマオウムやモズ(スズメ目)がさらに捕食者として適応すれば見た目や大きさもワシやタカに近づくかな 猛禽類がワシタカとハヤブサでどう収斂するまでに並立し進化したのか興味があるね。
姿形はそっくり。空を飛ぶから地理的隔離は出来ない。
獲物が主に鳥などの空飛ぶ対象なのがハヤブサで
逆に地上の獲物を狙うのがワシタカ類だから、そういう形で各々が進化していって
そっくりになったのだろうか。
他の肉食性(昆虫だけに留まらず脊椎動物を餌にする)の鳥等は棲み分けが解りやすい。
フクロウ類は夜を、ハゲタカ類はスカベンジャーを主体とすることで
棲み分けたというのはわかる(あと恐鳥類やヘビクイワシ、ノガンモドキなんかは地上棲で棲み分け)
モズ類は昼の世界でより小粒な獲物(昆虫や小動物)を餌にし、
同じく小粒な獲物を餌に夜に生活するのが小型フクロウ(熱帯から温帯まで幅広く生息)や
一部のコウモリ類(獲物が豊富で進出する余地があった熱帯産限定)だろう。
彼等も一種の棲み分けだな。