>>647
前者は、導線は磁石に対して相対速度を持つが、測定系は持たないので
ローレンツ力は導線だけに発生し、その起電力を観測できる

後者は、導線と測定系がともに磁石に対して相対速度を持つので
ローレンツ力は導線と測定系に発生するが、任意形状の導線〜測定系が作る閉回路で
divB=0を適用すると起電力の総和は零であることが証明できる
よって起電力は発生しているが相殺するので観測できない

これに気づかなったのが20世紀の物理学者