透明人間 (1954年の映画) Part2
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『透明人間』(とうめいにんげん) は、1954年12月29日に公開された、東宝制作の特撮SF映画。上映時間70分、モノクロ作品。同時上映は『岩見重太郎 決戦天の橋立』。
戦時中の人体実験によって自分の存在を物理的に消された男が、普通の人間として生活しながら、彼を名乗って暗躍するギャング集団に立ち向かう姿を描いた作品である。
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvvv:1000:512:: EXT was configured ヒロインの美代子役の三條美紀は当時26歳
『うたう!大龍宮城』の宇田川直美役では当時63〜64歳
お婆ちゃん姿のほうを先に見たので、若いころの三條美紀だとは気づかなかった 透明人間が普段はピエロとして暮らしているのはいい設定 『透明人間現わる』(1949年)の焼き直しだが、『透明人間現わる』のほうがよくできてる 「透明人間現わる」と「透明人間」は特撮に円谷英二がかかわったという点だけが共通
「透明人間」が「透明人間現わる」の焼き直しにしか目えないなら、余程映画を見る目が無いのだろう >>7
それではこの映画の良いところを語ってください。 >>8
この映画が良い、などと言った覚えはない。
「透明人間現わる」と「透明人間」という映画は、プロットも違うし主題もちがう。
それを無理やりないまぜにして、一方が一方の焼き直しなどと不用意に論じるのは、映画を見る目がないからだろう、と申したまで。 SFモンスター物としての体裁を完全に備えた「変身人間」と異なり、本作での透明人間は「科学の暴走が生み出した怪物」ではなくほとんど「社会的に排斥されるマイノリティー」の扱いである。 終戦から9年だけあって、まだ戦後間もない色が強く出ている 「ゴジラ(1954)」に次ぐ東宝の怪奇スリラーで別府啓の原案を日高繁明が脚本を書き、「幽霊男」の小田基義が監督に当る。
撮影・特技監督は「ゴジラ(1954)」の円谷英二である。
出演者は「幽霊男」の河津清三郎、「お夏清十郎」の三条美紀「あんみつ姫」の藤原釜足、「継母」の高田稔、「地獄への復讐」の植村謙二郎のほか村上冬樹、土屋嘉男、恩田清二郎、童謡歌手の近藤圭子など。
1954年製作/70分/日本
配給:東宝 7/16(金)公開『妖怪・特撮映画祭』上映告知〜『透明人間現わる』予告篇〜
https://www.youtube.com/watch?v=BCLg7_dEzw0
7月16日(金)より、角川シネマ有楽町にて一挙上映(※9月2日迄)ほか全国順次公開 >>16
>>17
代わりに該当スレに貼っておいた #透明人間 (1954年の映画)
https://twitter.com/hashtag/%E9%80%8F%E6%98%8E%E4%BA%BA%E9%96%93%20(1954%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)?src=hashtag_click
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) <書評>東宝空想特撮映画 轟(とどろ)く 1954−1984 小林淳(あつし)著
◆音楽録音の多彩な逸話
[評]藤井克郎(映画ジャーナリスト)
作曲家、伊福部昭の映画音楽録音の現場を一度、取材したことがある。一九九三年の『ゴジラVSメカゴジラ』のときで、大きなスタジオに約七十人のオーケストラが入り、炎を吐くゴジラの映像をスクリーンに映しながら音を鳴らす。当時すでにこんな面倒な方法で映画音楽を録音していたのは東宝の特撮映画だけだったが、伊福部は「量感と同時に演奏の精神を伝えることができる」と信念を貫いていた。
この本は、伊福部をはじめとした音楽を中心に全盛期の東宝空想特撮映画を概観した研究書だ。五四年の『透明人間』から八四年の『さよならジュピター』までの五十本について、よくぞここまでと思うほど詳しく調べている。
例えば伊福部が音楽を手がけた『宇宙大戦争』では、弦の特殊奏法のスルポンチチェロで「この世ならざるもの」を表現。『怪談』での武満徹は、諏訪湖の氷が割れる実音を録音し、電子変調して音を作ったなど、披露する逸話は実に多彩だ。
博覧強記は音楽面にとどまらない。『海底軍艦』で丸の内を破壊する描写は、ミニチュアセットの土台の支柱にワイヤーを結び、トラックで一気に引っ張った。撮り直しができないため、六台のカメラで同時に撮影したという。
これらの記述の端々から伝わるのは、東宝特撮映画に対する深い愛情だ。中でも核への警鐘が根底に流れていることには最大限の敬意を払っており、アメリカ生まれのキャラクターを主役に据えた『キングコングの逆襲』でも、放射能が世界の勢力図を一変させる危惧は薄れていないと評価。被爆国である日本ならではの矜持(きょうじ)への共感を示す。
実は五十作にゴジラ映画は含まれない。すでにゴジラに特化した本は何冊か出版しており、今回の刊行で東宝空想特撮映画の歴史を網羅したことになる。だが、東宝は今も最先端のVFX(視覚効果)を駆使してSF大作を世に送り出していて、新作の『シン・ウルトラマン』をはじめ大衆の人気は衰えない。伊福部らの後を継ぐ音楽家も含め、さらなる分析を期待したい。
(アルファベータブックス・4180円)
1958年生まれ。映画関連著述家。著書『伊福部昭の映画音楽』など。
◆もう1冊
小林淳著『ゴジラ映画音楽ヒストリア 1954−2016』(アルファベータブックス) 海外映画でたしかクロードレインが主役の透明人間の話があったと思う。