「大怪獣バラン」は非常にオーソドックスな怪獣映画ですね。
異変-->調査団-->遭遇-->戦闘-->大暴れ-->戦闘-->対抗手段発案-->退治
基本的なプロット軸です。
退屈な作品ともいえるでしょう。
今、書籍で取り上げられるのは、最近オリジナルサウンドトラックCDが発売されたからでしょうか。
主演(?)の野村浩三は昔は他の映画にはよく出演していた俳優です。
その後も、まあ、活躍していますけど。
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「愛人」)(1953)などなかなか良い。共演者が濃い俳優です。みんな彫りが深く美男美女。
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特撮者には、「ウルトラQの巨人」でも知られていますね。
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バランは、脇役もすでにおなじみの面子で、安心感があります。
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田島義文死んじゃうけど(おそらく)。
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「日本のチベット」で有名ですが、現地の人々の描写もあまり褒められたものではありません。
「獣人」よりはましですが。
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胡散臭い神主がバランにぶっ殺されるのに爽快感があります。
ちなみに、現在世界中に生息しているオオトカゲ(コモドドラゴンなど)の学名はVaranusバラヌス
それを含むより広い範囲のトカゲのグループの学術名はVaranoidバラノイド
おそらくこれから「バラン」という名前が採られたのでしょう(嘘)。