☆☆〜〜成瀬己喜男を語ろう〜〜☆☆ [無断転載禁止]©2ch.net
サイレント時代の作品の面白さも秀逸。
「小津は、ふたりいらない」といわれたけれど私は小津作品より好き。 「流れる」の田中絹代扮する女中さんもあの後どうしたんだろうね 夫婦の上原謙と杉葉子は新しい部屋が見つからず、赤ん坊を抱えて路頭に迷ったと思う
上品の権化のような二人が行き着くさきが洲崎パラダイスか赤線地帯だったらもう一本映画も作れるしな それを言ったら「杏っ子」だな
あの夫婦、悲劇的な結末しか思い浮かべられない
ていうか、結局離婚だろうな(原作のように) 乱れ雲の司葉子が旦那の遺族年金もらえなくなるってのも酷い制度だな
再婚したんならわかるが 成瀬作品全くBD化されないね
今年になって『浮雲』が初の成瀬作品国内初BD化だもんな
フランスでは『山の音』『流れる』『女が階段を上る時』『乱れる』『乱れ雲』がBD化されてる 嫁にしても婿養子にしても子供居なきゃ普通に他人のまんま
一番悲惨なのは嫁ぎ先で子供を授かって事故や病気、戦争で絶えてしまうケース 日本映画の傑作には違いないんだけど、浮雲が成瀬の代表作扱いされるのはちょっとなw
最初のBlu-rayは流れるか女の座あたりのオールスター物か、めし、山の音あたりの成瀬っぽさがわかりやすい作品じゃないと、初めてヤルセナキ世界に足を踏み入れる人が次の一歩を踏み出せないだろと思う
同時リリースに人情紙風船があるなら、旅役者でもよかったんじゃないかと考える俺の発想はズレているんかなw
まあなんだかんだ浮雲は玉井正夫や石井長四郎などベストメンバーが集まっているし、一本で東宝映画の映像的な特徴がよく現れている作品てことで、東宝撮影所の代表作ではあるかもしれないな
消失点を意識した往来の構図とか照明が屋外から当てられている(ように見える)とか、映画学校に通ってる子たちの教材には最適か 今日日BD言うても所詮FHD相当だからなぁ
4Kリマスターしてくれないと食指が動かん
今時のAI技術を使えば手間要らずで余裕で製品化可能だろうに 小津や溝口は戦後の代表作に関しては大方はBD化されてるのに成瀬作品に関しては国内でのBD化は今回の浮雲が初なんだよなー 未ソフト化が次々に DVD出るのはありがたいの だが、今から初ならBDじゃないのか?ってのもあるんだよな… メンツ的な所はさておき、実質的にはずいぶん前からの話だけど其なりのPCでのハード支援と再生ソフトで使えばDVDレベルからBD相当辺りまで画質を自動アップスケーリングしてくれるからね
mpc-beにmad-vrと古井戸でヌルヌル、とか 相変わらず黒澤とゴジラは特別扱いでUHDとBlu-rayを同時発売なのが感じ悪いんだよな〜w 成瀬はドメ名監督だからね
黒澤、小津、溝口と比べたら、ね 成瀬巳喜男は東宝での作品が多い上に、東宝が松竹や角川に比べ過去作の名画をリマスター化してBDとして販売することに消極的なせいもあって小津や溝口は戦後の代表作はリマスターしてBD化されてるのに成瀬はほぼないって言うね 溝口や小津も東宝の監督だったら、東京物語や雨月物語も今でもBD化されてなかったと思う
成瀬不遇は東宝作品が多いって言うのもある
浮雲なんか松竹作品だったら何年も前にBDになってたでしょ 「世界のクロサワ」は東宝だよね
クロサワ作品は4KリマスターBD化、成瀬作品は非BD化、つまりそう言う事 成瀬作品ってそもそもどれくらいリマスターされてるの? フランスで出てるBDの画質はイマイチだったし >>189
世界の小津も溝口も東宝での作品あるけどBD化してなかったんだから関係ないよ
世界の溝口の代表作『西鶴一代女』ですらようやく今年国内初BD化
東宝は一部作品を除いて過去作も巨匠でもなかなかBD化しなかった会社(黒澤と特撮が例外だっただけ) 欧米では、成瀬といえば「女が階段を上がる時」らしいんだよな 成瀬作品だと「浮雲」が有名だが、個人的には「女が階段を上る時」が好きです。 ヌメッとした都会の夜が美しいよな
黛敏郎の音楽ははモノクロの映像によく似合う
加東大介みたいな人間て、夜の繁華街には大勢いそうだw まぁ、ああゆうド変化球で来られると堅物もコロッと落とされちゃうんだろうね
その後のダム決壊たるや、、、まぁ良かったじゃん好きな人と後腐れなく結ばれたんだから 溝口健二『雨月物語』
小津安二郎『東京物語』
成瀬巳喜男『浮雲』
黒澤明『七人の侍』
監督の代名詞作品として語られてるがこれらが本当に最高傑作なのかと言われたら疑問だよな 日本人好みなのと普遍的テーマで国際的評価が高い作品は得てして符合しない 映画そのものが独自に完結したメタバースみたいなものとして考えるなら、作品世界の住人としての視点で何度でもその世界に足を運びたいと思える作品に対しては,傑作代表作と云うよりも「好きな作品」の称号を与えたい
成瀬映画に登場する、思うように現実世界を生きられない登場人物と「やっぱ社会が悪いよなー」なんて傷を舐め合いながら語り合える作品世界には何度も足を運びたくなるので、これは多分「好きな作品」であり「共感できる作品」てことになるか
でも人物像に関しては共感とはちょっと違う印象を受けるんだがなw その意味でも、僕にとって成瀬の大好きな作品は『稲妻』。
『馬喰一代』でちょっとイイとこ見せた峰重義の撮影も、落ち着いていて好きだ。 小津は‘知的ファッション’として取り上げられているんじゃないかなぁ マスコミなんかで頻繁に取り上げられるようになったの80年代ぐらいからだからね 黒澤や溝口の作品は‘知的ファッション’にはならんでしょ(イメージとしてダサいから) 黒澤の場合は、長生きしてアカデミー賞の名誉賞を貰っているというのが大きいのではないかと あー、各監督の作品に問題があるわけではないからね フランスでは既に
『山の音』『流れる』『女が階段を上る時』『乱れる』『乱れ雲』
がBD化されていますね 何でフランスで人気なんだろう
なんとなくフランス映画っぽいけど 何やかんや、映画の国だからな
小手先だけのガチャガチャした技術とビジネスとしての興行で映画の都を名乗るところとは、文化としての成熟度が違う 良い皮肉だ
トリュフォーはセルズニックを絶賛してはいないしな ドロンよりもポールベルモンドがフランス国内では人気があったのが象徴的だ なんだって!ランドロンはン=ポールベよりもザコなのかあ!
ンソンはどうなんだろ 辛気臭い作品ばっかりで嫌になる
特に林芙美子原作ものが辛気臭いのばっかり
世間一般の評判のいい「浮雲」は苦手だ >>204
成瀬巳喜男作品もリマスターすすめてほしいな
フランスBDは4Kリマスターされたとは言えないので
来年高峰秀子生誕100年らしいのでそれに合わせて『浮雲』以外の成瀬作品のリマスター化も期待したい 映像的に完璧の域に達している流れる、松本清張風サスペンス映画なら成瀬にも作れますなひき逃げ、浮雲よりもむしろこちらが代表作に相応しいめし
この三本でどうだろう 放浪記とか文藝映画に傑作が多いよね
成瀬作品で凡作だと感じたのはオールスター映画の『娘・妻・母』似た題材の映画なら『女の座』のほうが良い 上海の月って明らかに異色だよな
なんでロケの多いスパイアクション大作なんて不得手そうな題材を成瀬に撮らせようとしたのか 昨日フィルムセンターで見たけど最初と最後が消失してて大事な部分が分からん
ネットであらすじ読んで初めて五十鈴が死んだ理由が分かった とりあえず戦後の成瀬映画は登場人物がやたら交通事故に遭う >>111
コーヒーを飲んでなくて良かった。口にしてたら吹き出してた >>134
あの頃の日本映画専門チャンネルは輝いてたな。あの時の録画をDVDにして観てる。 成瀬巳喜男作品の美術といえば中古智。彼の右に出る者はいない 成瀬作品は一部の作品除いてDVD買わないと見れない時代になってしまった。
配信の時代になって格段に便利にはなったけど肝心の配信作品が最近のどうでもいいような
子供向け映画ばかり。
成瀬特集をしょっちゅうやっていた名画座の時代は今思えばある意味贅沢な時代だった。 P.C.L.東宝時代の1930年代作品まではDVD化されたけど、1940年代終戦前までの作品はどうだろうか
『秀子の車掌さん』以外ほぼ全篇残ってる7本が対象だが『旅役者』『歌行燈』『芝居道』くらいか
短編の『なつかしの顔』は抱き合わせになるかな