理研笹井・佐世保jk[尾木ママ}防げた?
佐世保事件の容疑者父親、自殺か 日刊スポーツ 2014年10月5日19時44分
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20141005-1377957.html
長崎県佐世保市の高1女子生徒殺害事件で、殺人の疑いで逮捕された少女(16)の父親が5日、
佐世保市内の自宅で死亡しているのが見つかった。県警は自殺を図ったとみて死因を調べている。
県警によると、同日午後、自宅で父親が死亡していると消防から連絡が入った。
弁護士によると、父親は事件前の今年3月、少女に金属バットで殴られ、その後、
少女を精神科に通院させていた。父親が学校関係者に「事件にしたくない」と
殴打について口止めしていたことも県教育委員会の調べで明らかになっている。
父親は事件後、「どんな理由や原因でも娘の行為は決して許されるものではない」
と謝罪する書面を公表している。
少女は7月26日、1人で暮らしていた市内のマンションで、同級生の女子生徒(15)
を殺害したとして、翌27日に殺人の疑いで県警に逮捕された。検察側が精神鑑定を請求し、
鑑定のため、医療施設に身柄を移されている。(共同) 尾木ママという日本をだめにする教育評論家
尾木直樹という教育評論家がいます。通称尾木ママといい、お姉キャラで教育問題でテレビに出ています。
私はこの人の発言に違和感を持っています。
それは鹿児島県伊佐市の大口高校の難関高校合格に報奨金制度に関しての意見です。
もうこの問題をご存知の方も多いと思いますが、伊佐市の大口高校では志願者が減っていき、定員割れが続いていました。
もし、廃校にでもなれば伊佐市に住んでいる子供たちの進学の選択肢が狭まり、人口減少に繋がると判断した市長は、
5年間で5000万円の予算を計上し、市議会で難関大学に合格したら報奨金を支払うという制度を可決しました。
尾木ママはこの制度に教育の何たるかをわかっていない制度とかみついたのです。
お金で教育は語れません。それは正論です。
でも、過疎化していく地方都市で人口流出は大問題です。すこしでも子供たちの教育環境を整えて、
この地に住み続けてもらう努力を地方自治体はしなければならないのです。
正論を振りかざし、地方の努力を批判するなど、地方自治体のユニークな考えをつぶそうとしているとしか思えません。
伊佐市は鹿児島県と熊本県と宮崎県の県境にある人口27000人ほどの小さな市です。
ここにある県立大口高校は定員割れが続き廃校の危機にあります。
当然士気も低くなり、教育熱の高い鹿児島県民としては他の選択を選ばざるを得ない状況が続いています。
この市の子供たちの多くは伊佐市外の高校に行っているのです。
そのために市は対策として難関大学たとえば東大や早稲田慶應などに合格したら、
報奨金の100万円を支払うという制度を考えたのです。
http://ameblo.jp/rekishinavi/entry-11996384194.html >>194のつづき
尾木ママという日本をだめにする教育評論家
地方はなぜ人口流出するかといえば、地元に住みたくても仕事がないから、仕事を求めて都心部へ行くのです。
日本全国では東京に集まり、九州では福岡に集まります。
人が減るからまた経済が落ち込み、企業や商店が撤退し、
雇用機会が減少という働き口がないためにやむなく故郷を捨てなければなりません。
でも、子供には教育だけは受けさせてあげたいという親の願いは日本人共通だと思います。
ハワイの移民で日系移民が稼げるようになるとそのお金を子供の教育にあてたと聞きます。
中華系の移民はその金で商売をし、土地を買えるようになったら土地を買ったとされています。
小泉首相の演説で有名になった長岡藩の米100俵の話でも分かるように日本人は教育というものを大切にしてきました。
併合して日本領になった台湾や朝鮮半島全土の学校を作り、その子弟の教育に尽力しました。
だから、台湾も韓国も戦後経済成長ができたのです。
もし、日本が欧米のように領土にした場所に教育を施さなかったら今でも台湾や韓国は貧しい国だったはずです。
台湾はそのことを十分にわかって感謝してくれていますが、韓国はそのことはおくびにも出さずに文句ばっかり言っています。
人の教育というのはどれだけ気の長い話になるのかを理解せねばなりません。
話を元に戻します。
鹿児島県伊佐市の大口高校ですが、誰が喜ぶと思いますか?
受験生?
いいえ、受験生を持つ親たちです。
日本政府は外国からの留学生には返還不要の奨学金を生活費込みで支払っていますが、普通の日本人はそれがなくて困っています。
私も3人の子供育てましたが、教育費に一番お金がかかりました。
http://ameblo.jp/rekishinavi/entry-11996384194.html >>194-195のつづき
尾木ママという日本をだめにする教育評論家
長男は一浪しましたが本人も努力して早稲田大学へ合格し、卒業後金融系の会社に勤めています。
昨年結婚し、8月には子供が誕生する予定です。
親として子供が努力している時に、「お金がないからそれは無理」とは言いたくありません。
何とか工面して学費や東京での生活費を出してあげたいと思っています。
それは自分も自分の親からそうしてもらったからだと思います。そうでなかった人もいるとは思いますが。
自分が住んでいる高校に行って一所懸命に勉強すれば、親の負担を軽減でき、さらに自分も目指す大学に進学しやすくなると思えば、地元の高校に通うでしょう。
そんな生徒がたくさん入ってきたら、先生方も本気を出して子供たちを教育するでしょう。地域の人たちも真剣に応援するでしょう。
郷土ぐるみで応援された子供たちは自分の志望校に行くときに、故郷の恩を心で感じながら勉強するのです。
そうやって学んだ学生が世に出たら、「世のため人のため」に生きる人が増えるのではないでしょうか。
教育問題は単純には割り切れません。そしてきれいごとで済まされるものではありません。
尾木ママの地方の努力を実態も知らないで表面だけで批判する態度に強烈な違和感を持っています。
7年ほど前ですが、黄柳野高校という不登校生徒を受け入れる高校である事件が起きました。
それは、高校内に喫煙室が設けられていたということでした。
朝のワイドショーに出ていた尾木ママはこのことを教育の風上にも置けない愚行だとけちょんけちょんにけなしていました。
この件から私は尾木ママに対して強い不信感を持っていたのです。
それは、この高校自体が全国の不登校生徒の受け皿として設立された全寮制の学校で、落ちこぼれを出さないように教育に力を入れている学校だったのです。
自分の高校の評判が落ちるといけないから、問題児を切り捨てる高校が多い中、その受け皿として作られた高校だったのです。
いわば必要悪の存在です。ないならないに越したことはないのです。
http://ameblo.jp/rekishinavi/entry-11996384194.html >>194-196のつづき
尾木ママという日本をだめにする教育評論家
しかし、不登校児童が問題になる中、きれいごとではなく真っ向から教育に立ち向かっていると思っています。
他の高校を追われ編入してくる生徒の大半が喫煙経験を持っています。
でも、いじめなどで不登校になっていた喫煙習慣のない生徒もいます。
それが教室や廊下や便所などで喫煙するような状態が普通であれば、喫煙習慣のなかった生徒までが喫煙するようになるのです。
だから、この時の校長は隔離政策を取りました。
喫煙したいものは喫煙してよい、但し、決められた場所でするようにと作られたのが喫煙室だったのです。
これはまず、喫煙している生徒と喫煙しない生徒を分離する効果がありました。
喫煙が日常的なものではなく、非日常であるということをわからせたのです。
さらに、喫煙する場所を決めるということで今までルールを守らなかった生徒にルールを守る習慣をつけさせるのです。
そして一定の社会的ルールの中で生活をすることを身につけていくのです。
しかし、この時も尾木ママは「学校自体が法律を破って子供たちに喫煙を認めるということはどういうこと!」と避難していました。
ここにいる子供たちは普通の高校では居場所のなかった生徒たちだったのに、その現実を見ないできれいごと、正論だけで批判していたのです。
この校長は、先日ここで書いた台湾のアヘン問題を児玉・後藤コンビがどう解決したかを知っていた人だと確信しています。
尾木ママはさらに道徳教育を学校で教科にすることも反対しています。
http://ameblo.jp/rekishinavi/entry-11996384194.html