発酵食品とグルタチオン

発酵食品が健康増進に役立つ、ということはよく信じられているが
その効果を説明する一つの要素として、グルタチオンが挙げられるかもしれない

パンの発酵に用いられるイースト菌、酵母などにはグルタチオンが多く含まれるらしい

発酵食品が健康によい効果を与えると仮定した場合にその要因として以下の2つが考えられる
1.菌を体内に取り込むことで腸内細菌のバランスがよい方向に変化する
2.菌が作り出すなんらかの成分が、身体によい影響を与える

1.については実際に、腸内細菌の中にはビタミンK類を作り出す種類が居て
人体に必要なビタミンKの何割かはそれを吸収してまかなわれているらしい

2.について、酵母にグルタチオンが多く含まれる、ということは
すなわち酵母はグルタチオンを多く生成する菌でもある、と解釈できる