「ヨベルの年」とは、旧約聖書にある
50年に一度の”大恩赦”の事なんですよ。


人間はこの世で生活していると、知ると知らずとにかかわらず
膨大な神さまへの負債(罪など)を抱えてしまいます。
それを免除して帳消しにしてもらえるのが、このヨベルの年。
だから古代ユダヤ社会では、この嬉しい年が到来した事を
全国民・全会衆に知らせるために、角笛を吹き鳴らしたのです。

ちなみに、新約聖書(キリスト教)では、
「負債の免除」が、イエスの到来であり、
「逃れの町」(民数記35章)が、教会の型になっているんですね。