前スレでさんざん天照=マリアって言われたでしょう。
聖母マリアにも天照大神にも農耕神的性格があり、
現人神的な意味合いでイエスと神武天皇が近いと言えるし、
イエスの父なる神と皇祖タカミムスビが微妙に対応してたり、
素戔嗚尊が高天原で暴れて追放される話は、キリスト教で
サタンが天から落とされる話と似ているとか
(ちなみに素戔嗚尊とバアル神の伝承はよく似ているので
中東の神話の神が日本に入ってきたのかもしれない)、
イスラエル人による乳と蜜の流れるカナンの地侵攻が、
天つ神による葦原中国平定に似ているとか、天皇家もダビデ王家
も万世一系の王権神授説とかいう点で日本神話にも旧約聖書の物語
と似たような話が存在するなあという程度。

旧約聖書の神ももともとは多神教の最高神だった、あるいは神の子
のひとりだったとも言われているし、その神観もアッシリアなどの
多神教世界の影響を色濃く受けているし(この辺りキリスト教徒や
ユダヤ教徒の日ユ同祖論信者はユダヤ教がオリジナルだと信じて疑わ
ないから絶対に認めない。)、
一方明治の国家神道にも一神教的要素が加味されているが、
やっぱり唯一の神が天地を創造するという聖書の天地創造と、
天地の中から様々な神々が自然発生的に生まれるという記紀の
天地開闢の差が余りに大きくて同一視できない。