例えば、何千キロも離れている人の様子をリアルタイムで伝えるTVなどは、
1000年前の人にとっては神通力にも等しいでしょうが、現代人にとっては
当たり前のことです。

神の独占作業とされてきた「生命の創造」も現代では、人間の手の届く範疇の技術に
過ぎません。

このように、一見、神の存在する証左にしか思えないようなことも、
それが将来の科学の進歩によっても絶対に解決不可能と断定できませんので、「神の実在証明」とは
ならないんです。(つまり、「すきまの神さま理論」は通用しないんです)

さて、それではこれで「神の実在証明」の道は全てNGっでしょうか?・・・・
もう一つ残されていますよね?

「論理的帰結」による神の実在証明です。
その代表的なものは、
@第一原因論・・・・これは、「全てのものには原因がある。この世界が存在するからには
何かしらの原因があってのことで、それこそ「神」である。・・・・というもの。
Aデザイン論・・・・・現代の人間のような複雑なものが偶然出来るはずがない。これは
神が創造したものだ。パソの部品を全てはこの中に入れて、たとえ何億回ふってみてもパソは
できない。必ずそれを組み立てた者が存在している。・・・・みたいな話です。
これは通常、進化論否定の形をとって主張されます。特にキリスト教福音派に人たちが。

その他にも、「強度の人間原理」によるものとか、色々あります。

科学的実証と言うのが現実問題として不可能であるので、要はこの「論理的思考による神の実在証明」
しか方法が無いのが現実です。

そして、このスレで求められてるのもまさにそれで、今までないような斬新な論理による「神の実在
証明」が期待されるわけです。

そういうのが現れたら、皆でそれを検討していきましょうね というのが、このスレの趣旨です。
・・・・・ただ、間違えてほしくないのは「論理的思考による実証」と「単なる妄想」は全くの
別物です。

妄想は・・・・・もういりませんw