【福音の学び B への解説】
教会の信仰は、イエス・キリストの受肉と死、復活、召天という歴史上の出来事に基礎をおいています。
この歴史から切り離して抽象的に “信仰というもの” を考える人にとっては、“救い” もただの心の中だけ(気分だけ)のものになってしまいます。
世の中にはキリストが神の子であることが信じられない、復活も召天も、そしてキリストの再臨と来たるべき神の国の約束も幻想であると思っている人々がいます。

「キリストが復活しなかったのなら、あなたがたの信仰はむなしく、あなたがたは今もなお罪の中にあることになります。」(Iコリ 15:17)
「(神は)罪を取り除くために御子を罪深い肉と同じ姿でこの世に送り、その肉において罪を罪として処断されたのです。」(ロマ 8:3)
「キリストは、わたしたちのために呪いとなって、わたしたちを律法の呪いから贖い出してくださいました。」(ガラ 3:13)
「わたしたちの希望、救い主イエス・キリストが来られるのを待ち望んでいます。」(主の祈り/副文)