【福音の学び A】
神はイエスのうちに人間を救われる救済史全体を集約なさいました。
イエスの名はキリスト者の祈りの中心的な役割を果たしています。
あらゆる典礼上の祈りは、「わたしたちの主イエス・キリストによって」 ということばで結ばれます。
アヴェ・マリアの祈りは、「ご胎内の御子イエスも祝福されています」 のことばが頂点になっています。

教会の初期に出来た様々な信条は、当初から、イエスに 「主」 という神の称号を与えています。
これは、父である神に固有の 「力と誉れと栄光」 がイエスのものであるという主張に他なりません(ロマ 9:5、テト 2:13、黙 5:13)。

(カトリック教会のカテキズム 430,435,449 参照)