>>210
名前は存在を縛るというのは、なぜかといえば

言葉は、存在を指し示す記号ではなく
さまざまな存在に対して秩序を組み立てる役割を担っている事と、
秩序を改編していくのですが、存在よりも人間は言葉によって
世界をいずれにせよ構造化させているのではないか。
ベンツはドイツのブランドの自動車であるだけにおさまらない、
ベンツは、勝ち組あるいは見栄だとかを想起させます。

ロラン・バルトは記号論を展開しました。
作者をはなれて神話化するのですが、その作者=主体の死と
いいました。

単なる記号と、人は神話を受けとめるという二重構造を指摘しました。




さらに、その秩序は言葉によって新たな意味を生み出す。