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夏木志朋の新作短編「ゲーム実況者AKILA」を読んでの正直な感想

1ジョン・スミス
垢版 |
2025/04/11(金) 17:02:54.09ID:aj3rmT3G
初スレ立てです。自分は最近読書熱が湧いてきた現役高校生です。読書の経験自体は最近読み始めたばかりなので多いとは言えませんが、メディアでのレビューを参考に数冊本を買ってみてある程度読みました。その中でも夏木志朋先生の「二木先生」が衝撃的な作品で自身の年代に突き刺さるようなテーマというのもありキッカケとしては十分過ぎるほどの読書体験になりました。そんな夏木先生の新作「ゲーム実況者AKILA」がでて、早速書店で購入しました。構成は短編二本立てとなっており、題名にもなっている「ゲーム実況者AKILA」は一本目でした。たった今読み終わったので素直な感想を書かせて下さい。
2ジョン・スミス
垢版 |
2025/04/11(金) 17:35:11.20ID:aj3rmT3G
あれ?少し期待外れ?というのが正直な感想でした。(失礼なのは重々承知)
「二木先生」があまりにも衝撃的な内容だったのでハードルを上げすぎていた点も少しあります。
あらすじを簡潔に言うと、とある高校生の底辺実況者がある日Twitterで自身のファンアートを見つける。そのファンアートの投稿主の過去の投稿を漁ってみると自身の絵に対して劣等感を抱いているようなツイートが見られる。その中に「今までに描いた絵、全部、削除しようかな」と言う投稿を見つける。それは自身のファンアートも含まれるためそんなことさせたくない主人公は自身のファンとしてのアカウントを作り、自身のファンを装いその絵師に接触して…というような感じです。(説明下手で申し訳ない)
3ジョン・スミス
垢版 |
2025/04/11(金) 17:35:12.30ID:aj3rmT3G
あれ?少し期待外れ?というのが正直な感想でした。(失礼なのは重々承知)
「二木先生」があまりにも衝撃的な内容だったのでハードルを上げすぎていた点も少しあります。
あらすじを簡潔に言うと、とある高校生の底辺実況者がある日Twitterで自身のファンアートを見つける。そのファンアートの投稿主の過去の投稿を漁ってみると自身の絵に対して劣等感を抱いているようなツイートが見られる。その中に「今までに描いた絵、全部、削除しようかな」と言う投稿を見つける。それは自身のファンアートも含まれるためそんなことさせたくない主人公は自身のファンとしてのアカウントを作り、自身のファンを装いその絵師に接触して…というような感じです。(説明下手で申し訳ない)
4ジョン・スミス
垢版 |
2025/04/11(金) 17:36:27.31ID:aj3rmT3G
誰も見てくれる人がいなくても動画投稿を続ける学校では「チー牛」と罵られる主人公とそんな主人公の数少ないリスナーであり絵に対するコンプレックスを持った絵師の"承認欲求"が一つのテーマになっているのかなという風に解釈しました。この設定に関してはすごく面白そうというか現役の高校生が故かもしれませんが非常に興味をそそられます。
5ジョン・スミス
垢版 |
2025/04/11(金) 17:37:18.84ID:aj3rmT3G
ただそんな中で自分がイマイチだと思った点を述べます。まず主人公ですが、学校では「チー牛」と罵られているが、顔も声も隠したゲーム実況においては本当の自分になれるという理由で底辺ながらも動画投稿を続けているという人間です。そして彼は自身のファンアートを描いてくれた絵師に実況者本人として接触するのではなく、その同じ実況者(自分)の1ファンを装っての接触を試みます。すごく気持ち悪い。むしろそれがコンセプトのキャラですよね。しかし、実は主人公って割と聖人なんです。なぜかというと「あえてファン仲間として接触する」というのはその絵師が本人からの認知を求めていないという前提が事前に示された故のことなのです。
6ジョン・スミス
垢版 |
2025/04/11(金) 17:37:40.32ID:aj3rmT3G
また、彼は完全に高校生としての自分とゲーム実況者の自分を分けて考えているが故、むしろ本人としてではなくそれを推すファンとして、自身に向けられたファンアートを喜んでいるように見えます。その後の話で絵師(女性)とファン同士としてのオフ会をすることになるのですがその時主人公は今まで明文していなかった自身が男であることを明かし、それを聞いてなおオフ会をするかどうかの選択を相手に委ねるのです。なんというか悪質ではない。ただ単にクズで気持ち悪い主人公を書こうとしているわけではなく、彼なりの承認欲求があるのでしょうが、それがまるで読者の自分にはリテラシーがよく備わっている主人公に見えるような書き方がされています。これはこれで魅力的でいいと思うのですがあらすじ詐欺じゃね?とは思いました。
7ジョン・スミス
垢版 |
2025/04/11(金) 17:45:38.72ID:aj3rmT3G
配信者ってそんなにアンチコメに反応するものかなぁという疑問。これは少し話が進んでからの話になるのですが主人公は中堅クラスの配信者、絵師は漫画家としてそれなりに有名になります。知名度で言ったら元絵師の方が世間的には高い。主人公はあのオフ会の後に自分のファンなりきり垢を削除してその絵師との繋がりを切るのですが今度は逆に主人公がその絵師のことを一方的に認知するという形で現在その絵師が漫画家として有名になるまでの道のりを主人公はある程度把握しているという前提があります。底辺実況者だった自分は長い配信活動の末中堅と呼べるレベルには視聴者が付いたが、その1番最初のファンである絵師は自分以上の知名度を得ていたという構図は美しすぎて流石としか言えないです。
8ジョン・スミス
垢版 |
2025/04/11(金) 17:52:05.00ID:aj3rmT3G
そんな状況の中でその元絵師からかつて推していた配信者として主人公とのコラボのオファーが届き、2人のコラボ配信が始まるわけです。その元絵師がバズっている理由になっている漫画というのが恋人との日常生活の日記を漫画にしたような一部からは叩かれそうな内容かつ、Twitterでは盲目的な同性愛差別反対を訴える発言の数々からそのコラボ配信には案の定元絵師へのアンチコメントが湧きます。それに対して複雑な立ち位置の主人公がアンチコメントの書き込み主に注意するという内容に違和感を覚えました。
9ジョン・スミス
垢版 |
2025/04/11(金) 17:56:36.83ID:aj3rmT3G
だって、主人公いいやつすぎん??絵師は燃えても当然であるという風に主人公は考えているにも関わらず知名度的な差を加味して火消しに務めるのです。見出しからクズ主人公を見にきた自分を裏切ったのはこのシーンです。主人公めちゃめちゃいいやつ。しかし、絵師がある意味自分の非に気づかずに反感を買うような言動を繰り返す点においてこの小説のテーマに則している。という見方をすることができるのでそれについては面白いと思いました。
10ジョン・スミス
垢版 |
2025/04/11(金) 18:00:14.24ID:aj3rmT3G
長々と描いてきましたが、この作品、面白いんすよ。本当に。今現在上げた不満点も敢えて状況の説明を添付させましたが見方を変えれば味なんですよね。変態主人公が自分のファンの良心を利用して接触する話かと思ったら本当に承認欲求に溺れていたのは実は絵師の方で、客観的な視点を持った主人公が間を持つような立ち回りをする作品として考えれば文句なしの作品なんです。
11ジョン・スミス
垢版 |
2025/04/11(金) 18:03:51.30ID:aj3rmT3G
ならなんでこのスレは否定的な書き出しなの?といったら「自分が満足できる展開を自分が思いついてしまったから」なんですよね。←は?
それはコラボ配信の場面で元絵師に対するアンチコメ、シンプルなファンのコメントが色々流れるわけですが、そのアンチコメントを書いていたのは現在ちょうどコラボ配信を行なっている主人公でした!だともーっと面白いと思ってしまったんです。
12ジョン・スミス
垢版 |
2025/04/11(金) 18:09:54.11ID:aj3rmT3G
かつて自分のファンだったその絵師が自分のファンアートを描いてくれたのが嬉しくて主人公はその絵師に絵を描くことをやめないで欲しいと応援のリプを送り続け、その絵師の成長を見守ってきた。しかしそれはやがて憎悪に変わった。底辺実況者を推していた過去の姿はもうなく、現在は自分で1からストーリを作り上げた作品ではなく恋人との日常生活という事実に基づいたエッセイのようなスタイルの漫画で人気を拡大させる絵師に主人公が納得いかない!と嫉妬してコラボ配信を承諾したのにもかかわらずオンラインで対談しながらそのコラボ相手のアンチコメントをめちゃめちゃ描いてるとかだったら相当面白くない?と想像してしまったが故に1人で熱くなって勝手に冷めたっていう話です。最後雑ですんません。
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