関西電力の株主総会 全原発稼働で株主から安全性などに不安の声も 
福島原発事故から避難の株主は「どんな原発とも共存できない」(毎日放送)
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20240626/GE00058417.shtml
>所有する原発7基が全て稼働する体制に入り、昨年度は過去最高の最終利益を更新しました。
>一方、原発にたまる「使用済み核燃料」については、原発の敷地内に乾式貯蔵施設を設置して、その後に県外搬出する計画などを示していて、株主からは安全性などについて不安の声が聞かれました。
>(福島原発事故から避難した株主)「一回事故が起こったら、関西は琵琶湖が汚されたら住めないところになりますから。老朽原発はもちろんですが、新しい原発も、どんな原発とも共存できない」

福島第一原発の廃炉作業、4分の1で法令違反 福島労働局が公表(テレビユー福島)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuf/1253888?display=1
>福島労働局が公表した結果によりますと、去年の廃炉作業で対象となった292社のうち、24%にあたる70社で、法令違反が確認されました。
>割増賃金の不払いや、就業規則を作成していないなどの労務関係の違反が最も多く、62社で確認されました。
>このほか、中間貯蔵施設等での作業では31.6%。除染作業でも、24.4%の事業所で違反があったということです。

新制度初の原発運転延長を認可 大飯3、4号機、最長60年超も―規制委(時事ドットコム)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024062600181&g=soc
>規制委員会は26日、運転開始から30年を超えた関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)について、昨年5月に成立した「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法」に基づく長期施設管理計画を認可した。
(中略)
>GX電源法では、運転開始から30年を超える原発は10年ごとに、事業者が劣化状況に応じた管理方法を策定し、規制委の審査を受けるよう規定。
>こうした審査などによる停止期間を算入しないことで、既存原発の「60年超」運転を事実上可能とした。

岸田政権「原発大回帰」のデタラメ 「骨抜き」で経産省支配が復活('23.1.18 .dot 週刊朝日)
https://dot.asahi.com/wa/2023011700040.html?page=1
>設立から10年が経過し、せっかくの仕組みが骨抜きにされているという。
>規制庁の幹部には当初、警察庁や環境省出身者が就くことが多かったが、昨年7月の人事で長官、次長、原子力規制技監のトップ3が初めて経産省出身者で占められたのだ。
>就任会見でそのことを問われた片山啓長官は「そういう年次の人間がたまたまその3人だったということ。今後の行動を見て判断してほしい」と語った。