放射能汚染水はどこに行ったのか?
2号機の水位が60センチしかない事は、格納容器と圧力抑制プールをつ
なぐベント管の位置まで水が達していることを意味する。圧力容器には冷
却のため毎時約9トン(1日に216トン、1ヶ月30日では6480トン、1年では78
840トン、10年では788400トン)の水を注入しているが、圧力容器下部に開
いた穴から格納容器に漏れた水が、圧力抑制プールの損傷部を通じて漏
れている可能性が高いという。これまで圧力抑制プールに大規模な損傷は
ないと主張していた東電は「今の段階で損傷程度を推定するのは難しい」としている。
大量に注水しながらもほとんど残ってはいない冷却水、このなくなった高
濃度放射能汚染水はどこに行ったのか?
海水の汚染度の数値はそれほど上がっていないそうなので、原発周辺
の地下水がかなりの範囲で高濃度汚染されつづけているのではないか。
また現在もどんどん地下で放射能汚染の範囲が広がっているのでは
ないか。
遠く離れた地域でも地下水脈の流れで地下の土壌や井戸水などの
飲料水が汚染されていないか、原発周辺の地下を広範囲にボーリン
グして土壌や地下水の放射能の濃度を調べる必要がある。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)