>>266についてまとめますね

@について
20歳までの甲状腺癌罹患率は、ガン登録の統計によれば100万人中2〜3人ですので
福島の検査対象者数の30万人に換算すると、毎年0.6〜0.9人の罹患者が発生していたことになります
福島では検査を始めて5年が経過してますので、3.0〜4.5人の罹患者が存在していたと考えられます。
>>134-135のハイリスク症例(全摘)がこれに相当するのではないかと思います。

ABについて
今見つかっている甲状腺癌のほとんどはこちらだと思いますが
AとBの割合がどのくらいなのかは個々の症例からは判別不可能です。
もしかりにAがすべてだとすると

津金昌一郎 福島県における甲状腺がん有病者数の推計
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/91000.pdf
最後の頁の図2 福島県の甲状腺がん累積有病者数の推計値のグラフ

にもとづけば、
先行検査115人はおよそ35歳まで、本格検査と先行検査の合計172人はおよそ38歳までに
臨床化する癌を見つけていることになります。