「絶対通わない」って思っていたはずなのに、僕は案内所に立って思いっきり手を伸ばした
ただじっと眺め続けるなんて、出来やしない
この股間に溢れるこの白濁液がもどかしい
真っ黒な乳頭箇所が、もくもくと近づいて、局部に血液が一斉に溜まった。
前立腺が一瞬怯んだ気がした
複雑に見えるプレイは、単純な欲求で動いている。
最初に射精を行ったのは、いつだろう。大人は思春期を超えすぎて忘れてる。
通り抜けるベルが僕に語りかける
もう少ししたら、延長が来る
世界にはエロしかない、神汁のはそれだけだ
今すぐ僕は、中にハメに行こう
誰に反対されても、性癖の向きは変えられない
それが(それが) 僕の(僕の)アイデンティティー
「口はまだ終わってないのに、突然汁が出てきた
ゴムはずぶ濡れになりながら、股間は血走った」
朝立ちも、予測できない我慢汁も、嫌いじゃない
最後に店舗に逆らったのはいつだろう
諦めきれない本番拒否されたあの日だったか
店構えの前でポン引きが口答えしてる
禁則だって 外したい日もある
未来にはエロしかない
(睾丸はやがて腫れるんだ)
料金なんてその時の性衝動
我慢汁に色があったら
(人はもっと慎重になる)
それが(それが)僕の(僕の)エロティズム―
お気にに遭った瞬間 何か取り戻したように
嬢の御へそに 汁がかかった
世界にはエロしかない
(信じるのはそれだけだ)
今すぐ僕は、中に出すよと言おう
誰に反対されても
(性癖の所作は変えられない)
それが(それが)僕の(僕の)エロティズム―
「全力で腰を振ったせいで、息がまだ弾んでた。
自分の性欲に正直になるって清々しい。
僕は信じてる、世界にはエロしかないんだ」
