【4】「座がメッシュは腰痛の原因となる」ことの証明 (その3)

また、

                          体圧分布を比較することで、長時間座るのに適した座面の素材はウレタン・クッション

と検証されています。さらに、従来モールド・ウレタンは座り心地に優れた効果を発揮する反面、熱がこもり易い特性がありましたが、モールド・ウレタンの表面にスリ
ットを入れることでこの課題を解消して、飛躍的に放熱効果を高めたとあります。

さらに、高級チェアの販売で著名なworkaholicの「最適な1脚を選ぶポイント4」の「メッシュチェアの欠点」でもkokuyoと同様な主張が認められます:

http://www.iamworkaholic.jp/style/index.html

コピペすれば、

お尻や背中の体圧を均等に分散でき、通気性に優れるメッシュチェアにも欠点があります。
メッシュ生地は、ファブリック生地に比べてクッション性が高く、座面に体圧がかかると沈みます。お尻が沈み過ぎると姿勢が不安定になり、姿勢を維持するのに必要
以上に筋力を使うことで腰に余分な負荷がかかり、いつの間にか疲労が蓄積されます。体重の重い方は沈み込みが激しくなるので、特に注意が必要です。
(ここで、クッション性とは、「反発性」を意味しています)

メッシュチェアは構造上、背もたれの周囲のフレームが露出します。硬いフレームが肩に触れて痛みを感じてしまうケースがあるので、座高の高い方や、後傾姿勢で
の作業が多い人は注意してください。

タバコの火が致命傷となるのもメッシュチェアの欠点です。布張りや革張りのチェアだと穴が開くだけで済みますが、メッシュ生地の場合は、強度が極端に低下します。

見た目が斬新で、デザイン的にも優れた製品が多いメッシュチェアを選択する際には、このようなデメリットにも目を向けてください。

workaholicのポイント4にある諷刺画で「本当にいいのかね?」と揶揄されているチェアは紛れもなく「アーロン・チェア」です。上記の主張は、座面がメッシュとファブリ
ック生地を比較しているだけで、クッション素材(モールド・ウレタン)との比較がないのは、比較の必要がないほどに、座面がメッシュのチェアの体圧分散が不適切に
偏っているからです。