【IDとワッチョイも意のままに可変できる特異な人物の正体とは、イス販売の業者だ】

2012年7月16日付けの日経新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1102Z_R10C12A7000000/

                            忍び寄る「ステマ」請け負い会社にご用心 ソーシャルリスク(6)

より抜粋して紹介しましょう。

■10ページからなる「提案書」

そんな知恵袋を舞台に事件が起きた。

「知恵袋で企業・店舗の宣伝書き込みを代理で請け負うこと」

を提案する営業資料が流出したのだ。 提案主は、インターネット決済代行のほかSEO(検索エンジン最適化)やサイト制作などを手がける

                                     「J-Payment(東京都渋谷区)」

である。 手元に、同社が作成したパワーポイント10ページからなる「提案書」がある。サービス概要には、以下のように記されている。

                       『知恵袋で、お客様の商材を薦められるような質問を探す 
                       
                       → ユーザー目線の投稿を専任のライターが投稿 

                       → 本文にさりげなくURLやキーワードを入れる 

                       → 知恵袋からたくさんのユーザーに訪問され、認知度・問い合わせ数・成約数アップ』

提案書にはさらに、「知恵袋では宣伝目的(商用)の投稿はNGで削除される可能性があるため、1個のアカウントでいつも同じ商品を宣伝しないよう
にアカウントを分散」「同じIPからの投稿もヤフーから商用目的と目を付けられる恐れがあるのでIPも分散」と、ヤフーの監視の目をかいくぐって欺く
方法を、ご丁寧にアピールしていた。つまりやらせの宣伝書き込みをバレないように請け負います、ということだ。