【4】「座がメッシュは腰痛の原因となる」ことの証明 (その7)

【座がメッシュのイスに対する日本を代表するオフィス家具販売会社の動向(その1)】

メッシュ座を一顧だにしない動向は日本も世界も全く同じです。日本を代表する椅子製造会社は、座面をメッシュとする椅子の販売実績さえないのです。座面がモー
ルド・ウレタンのチェアに比して、座面がメッシュのチェアの優位性を認めていないからです。

kokuyo 0120-201-594

座面がメッシュのチェアは、事務用回転椅子として、Knoll社のChadwick(XKN-33-AA-BK)(アーロン・チェアのコピー)を2006年に販売代行した販売実績が最後です。
ちなみにChadwickの販売価格は125000円の高級チェアであることを付言しておきます。事務用回転椅子以外では、重ねて収納すれば省スペースの利便性があるの
で、シンプルな構造の会議用椅子やスタックィングチェアならば、現行でも販売があると言います。座面がメッシュならば,座面は薄くて軽量であるからです。このため、
不特定多数が集まる公民館などでは、座面をメッシュとするチェアの需要はあると言います。つまり、コクヨの座メッシュのチェアの扱いは、回転もしない「低品質」を代
表する簡易なチェアの代表格に過ぎないのです。

内田洋行 0120-077-266 座面がメッシュのチェアの販売実績はありません。

Itoki 0120-164-177

オフィスチェアとしての座面がメッシュのチェアの販売実績はありません。ホームチェアとしては、Vess Real(KV2)というチェアの販売実績はありますが、2008年に製造・
販売とも終了しています。

岡村製作所 0120-81-9060

2005年発売のバロン・チェア以降の10年以上にも亘って、座面がメッシュのチェアの発売はありません。2013年、「ワンランク上の座り心地」を目指すとして、新エルゴノ
ミクス(人間工学)宣言。5年の歳月を掛けて、硬軟3種類の異硬度クッション(モールド・ウレタン)の製造に成功。座メッシュと決別宣言しています。2013年以降のチェア
には、全て新エルノゴミクス基準の3種の異硬度のモールド・ウレタンを座面に採用しています。