セイルチェアでの軋みなどに代表される品質に係る問題は、品質に万全を期すべき一流メーカーに相応しい対応とは思えません。同様なことがあれば、日本のメーカーならば、
品質を改善して、初めて販売再開するはずです。しばしば、ハーマンミラー社が画期的と謳う自画自賛の機能は、客観的で綿密な検証実験などを経た経緯が全く感じられず、
全てを消費者に丸投げして、消費者を実験材料にさえしている感があります。座メッシュやポスチャーフィット調節がその尤も足るものです。消費者が「No」と意思表示を示して
初めて、自社の後発の商品で事後処理を施すという怠惰な経営体質が垣間見えます。