先輩に椅子を投げつけ、柵を乗り越えて不正外出…20代の女性自衛官、停職8日「人間関係が上手く構築できず、悩んでいた」 5/29(月) 12:59 Yahoo!ニュース

2020年10月、北海道の美唄駐屯地内で、先輩の自衛官に椅子を投げつけたなどとして、20代の女性自衛官が停職8日の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、美唄駐屯地にある第2地対艦ミサイル連隊の20代の女性陸士長です。
陸上自衛隊によりますと、この女性陸士長は、2020年10月14日、美唄駐屯地内の執務室で、先輩の自衛官と指導について話し合いをしていた際、感情的になり、椅子を足元に投げつけました。
さたに、その9日後の23日午後1時すぎ、駐屯地の外柵を乗り越えて不正外出。捜索で発見される午後3時20分ごろまで、行方不明となりました。 陸上自衛隊の取り調べに対して20代の女性陸士長は「人間関係が上手く構築できないことに、悩んでいた」などと話していて、今後も勤務する意向を示しているということです。
今回の処分を受けて陸上自衛隊は「この度の事案を受け、今後は所属隊員に対する服務指導及び教育を徹底し、規律心の向上を図り、再発防止に万全を期する所存です」とコメントしています。 また、発生から処分まで2年半余り経ったことについては、事実関係の裏づけなどに時間を要したためとしています。
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