176 :なべ ◆yv0c2NlEGE :2015/09/24(木) 02:09:05.91 ID:L3vcnH7N.net[1/2]
無人島に金を持って行っても、使い道がないから紙切れや鉱物でしかない。

人間には自分で生きるための知恵と健康が必要なのであって、金には何の力もない。

お前は知恵も健康もない無能な守銭奴だから、金を握り締めたまま海に向かって助けを待ち続ける。

腹が減り、日が落ちて暗くなり、寒さで震え、獣の鳴き声が聞こえても、お前は一切何もしない。

次第に体は衰弱し、孤独で頭がおかしくなっても、お前は金で解決出来ると信じてやまない。

やがてお前は動けなくなり、握り締めた金を見詰めがら言う。「なぜ誰も助けに来てくれないの?」

すると神様が現れてお前に言う。「そんな物に頼らなくても自分で出来る事があったでしょ?」

その時、お前は初めて自分が生きる事を諦めていたと気付き、持っていた金の無意味さを理解する。

お前は握り締めていた金を手放し、自分の愚かさに涙しながら静かに息を引き取る。

そして金に頼った人生を嘆きながら、神様と共に天国へ旅立つんだよ。