日本と同様にザガーロを承認している韓国がプロペシアの副作用の注意喚起を指示したことをお伝えしたばかりですが8月2日、つにEU諸国全体で一斉にプロペシアなどのフィナステリド製剤の副作用の注意喚起を指示しました。

既にイギリスやフランスなどは先行して独自に医薬品を管轄する省庁によってフィナステリド製剤に鬱や自殺衝動、性欲減退などを明記するよう指示が出されていました。

今回はEU全体の医療や医薬品を管轄する欧州医薬品庁(EMA)がEU参加31か国に対し、一斉にフィナステリド製剤の副作用や後遺症について鬱を含めた内容を明記するよう通達しました。

http://myemail.constantcontact.com/Regulatory-Update--European-Medicines-Agency-Calls-for-Finasteride-Label-Change.html?soid=1127281659853&;aid=Q3axqqTXS3s

EU参加国には大小あるとはいえ、一斉にフィナステリド症候群であるPFSを認めることとなりました。

これにより主要先進国の中でフィナステリドの副作用や後遺症を国の省庁レベルで注意喚起をしていない国は日本のみとなりました。