H-IIA,H3ロケット総合スレ part105
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日本の基幹ロケットを語るスレです。 外国のロケットの話題はロケット総合スレや SpaceX 総合スレで イプシロンロケットの話題ならイプシロンロケットスレで 日本の宇宙開発総合の話題なら JAXA 宇宙航空研究開発機構スレ(船舶航空板)で 宇宙船の話題は HTV スレや宇宙船総合スレ(船舶航空板)で ロケットと直接関係の無いペイロード(衛星)そのものの話は、人工衛星スレなどで お願いします なお,RV-X や Callisto の話題は次次世代基幹ロケットに密接に関連するので,スレの範囲とします. ☆警告☆ 特定の国家、組織、企業、個人に対する全否定あるいは全肯定など、著しくバランスを欠く発言はアラシです。 また,煽り投稿はスルーしましょう. 公式サイト [JAXA] http://www.jaxa.jp/ [三菱重工] https://www.mhi.com/jp/products/space/launch_service.html [IHI エアロスペース] https://www.ihi.co.jp/ia/products/space/h-2a_h-2b/ 【過去スレ】 H-IIA,H3ロケット総合スレ part104 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/galileo/1669084866/ H-IIA,H3ロケット総合スレ part103 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/galileo/1666312997/ H-IIA,H3ロケット総合スレ part102 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/galileo/1662434141/ H-IIA,H3ロケット総合スレ part101 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/galileo/1656731285/ 人類は宇宙の果てへ ー第1話ー 人類の頭脳は宇宙の果てへ飛び出した。だが、その先はどうする? 「人類は地球から出られない」と誰かが言った。 それは正しい。しかし、それは地球を出られぬ理由ではない。 地球から出る必要がないからだ。 地球は太陽系内惑星の一つに過ぎない。そして太陽系とは銀河系宇宙である。 銀河系の外には無数の恒星系があり、さらにそれらを結ぶ無数の星間物質が存在する。その中には生命に満ち溢れた世界があるかもしれないし、ないかもしれない。だが、少なくとも人類にとっては未知なる領域だ。 未知の存在を知ることは知的好奇心を刺激する。それが人間という動物が持つ根源的な欲求であり、それこそが人類文明を支える原動力となったのだ。 だが、人類にとって銀河系はあまりに広大すぎた。太陽系外の世界へ飛び立つには、あまりにも多くの困難があった。 光速で移動できる宇宙船を作る技術も必要だったし、 莫大なエネルギーを発生させる方法を確立することも必要だった。 しかし何よりも必要なものは、広大な宇宙空間を航行するための知識であった。 人類はこの巨大な海を知り尽くさなければならなかった。 人類は宇宙の果てへ ー第2話ー 「試練に備える」 私はこの前、ある雑誌で、アポロ計画について書いたが、そのときも月面着陸というものがいかにして可能になったか、ということを書いた。アポロ宇宙船を打ち上げるロケットというのは、その設計からみて、月までの距離をかなり正確に計算できるようになっていたはずだし、また、その打ち上げのときに、秒速七・九キロという猛烈なスピードで打ち上げられているはずである。ということは、理論的には地球上のどんな物体よりも早く月に到達しているはずなのである。しかし、実際に打ち上げられたアポロ宇宙船は、地球を三十九万四千キロ離れた地点まで行って戻ってきたときには、地球を一秒間に一回転するような速度になっていたわけだから、その時間的差を考えると、アポロ宇宙船が月に到着するより前に、地球上では一日が経過していたということになる。つまり、アポロ宇宙船が月にたどりつく頃には、地球のほうではもうすでに月に到着して、調査を開始しているような感じだったのではないかと思う。 そう考えると、アポロ宇宙船が月に到達したとき、地球上ではまだ誰もそこに行っていないのだ。これは当然のことだろう。 それどころか、月さえまだわかっていない。そんな状況のなかで、いきなり月に向かって飛んでいくアポロ宇宙船の姿を地上から目撃したとしたら、いったい誰がどのように感じるだろうか? それは、アポロ宇宙船が月に向かったまま帰ってこないのも無理はないというような印象を与えるのではないだろうか。 架空戦記くんだけでなく、なろう作家気取りまで湧くとか、ホント宇宙スレは基地外しか居ないな。 >>4 お前、チャッ中の小倉だろ? 石井部隊が何かも知らずに 単に言いたくてセックスの石井部隊とか言ってた >>5 宇宙や物理は啓蒙書や科学雑誌でバカでもわかるように解説してあるが 勝手に曲解したり誤読で妄想膨らませるバカが多いんだよ 次に化学は爆発物や毒、危険物で妄想膨らませるが少なくなる 生物や医科学になると妄想の幅がさらに減る 数学になると妄想書いても簡単に論破されるのでバカの参入はほとんどない レスありがとうございます。 第3話はもっと楽しめるように、より一層努力させていただきます。 JAXA曰くH3-24LのペイロードがLEOにりんご5万個もとい15トン以上なんだけど H2Bと比べると明らかに過小だよな。LE-9のトラブル解決に失敗して推力を落として飛ばす はめになった場合の値を載せといてるんだろうか。 うまくいったらしれっと上方修正するつもりであって欲しい。 H3-22の性能が予想を上回ったんでH3-32やめまーすとか言ってたし https://i.imgur.com/tUGVhOE.jpeg 静止軌道(近地点2700km,20度,ΔV=1500m/s) H-ⅡA204 4.8t(高度化) H-ⅡB 5.5t(高度化) H3-24S/L 6.5t 低軌道(300km,30.4度) H-ⅡA204 15t H-ⅡB 19t H3-24S/L 20〜24t? このくらいはある気がするが… >>11 HTVの後継機を打ち上げるんだから H3-24L は25トンぐらい打ち上げられないとおかしいよね エンジンの比推力はLE-7Aの方が高いとは言え、推力は H2A-204型 110トンf H2B 220トンf H3-24型 300トンf SRBの推力も、H3のSRB-3の方が強い 普通に考えれば、H3-24型が一番LEO性能高いでしょ >>19 H3-24と比べてペイロードが変わらない、という話だったね エンジン一つ分のコストが増えるだけならばたしかにいらない エンジン2つでも、SRBの推力である程度上昇してしまえば重力損失もなくなるだろうから、あとはエンジン2つを長くふかせばいいんじゃないかな H3-32がなくなったのも似たような理由なんだろう H3-30はSRBがないから離陸時の推力がほしいのでエンジン3つなんだろう 34型は、コスト上昇に見合う性能アップが見込めないそうだ 32型が消えた理由でもある 結局のところ、LE-9は2基がコスパが良く、 30型はイレギュラーな存在と言える 同一コアのメインエンジンの数を変動(2基/3基)させるロケットなど 世界のロケット開発の歴史的にも珍しい とは言え、ロケット開発は結果が全て 実際に、本当に、30型が50億円で、22型が60億円で販売できれば、 それは大成功ロケットの仲間入りが可能だろう デルタIVロケットの1/3の価格じゃないか >>20 なるほど。 水素だと単独だと、離床推力が低いのかしら。 メタン化して、3本集めてイーロンマスクやNASAのみたいにするしかないのか。 32型がなくなったのは海外衛星打ち上げ市場では過剰スペックでも推力調整して打ち上げ事例がある ラインナップを減らしてコスト削減とわかりやすくと 需要がないか 水素だから推力が出しにくいということは無い 米国には300トンf超の水素エンジンがあるし、 サターンV後継用に600トンf級の水素エンジン開発も進んでいた ただ水素は比重が小さすぎて、水素単独で大型ロケットを作ると、 タンクが巨大化し過ぎるんだよな それは困るので、どうしてもSRBに頼りがち それはH3の将来が見通せない理由でもある 再利用ならSRBは使えない かと言って水素のみで炭化水素系と同等のパワーを出すには、 タンクがあまりに巨大化してしまう 運べないし、格納できない 単体の大きさは控えめでヘビー型という手もあるが、コスト増加原因になる あっさりLNGに移ると、40年間育ててきた水素ロケットを捨てることになる マグニチュード700の地震がきたら震度はいくつくらいになりますか? ヴァルカンと同じエンジンだけ回収方式なら水素+SRBで部分再使用型ロケットつくれたりしないかなあ。 クソでかタンクを地上にえっちらおっちら降ろさなくていいし多数クラスターでなくていい。 SRBを使い捨てしてたら部分再使用のメリットが小さくなるでしょ 初期構想では180トンfくらい出して 2基でシングルスティックやれないか検討したようだが、 エキスパンダー(ブリード)方式ではちょっと無理だったので シングルスティックだけ3基になった模様 ちょっと強引だが、シングルスティック構成を捨てなかったのは立派 エンジン3基構成でSRBまで付けるとコストが上がるし、 その割には性能向上は大したことないので、今のような 30/22/24型の3種にフェアリングS/Lという構成に 上段をLE-11で強化するなどして、 ギリギリで22型が必要だった貨物を30型で、 ギリギリで24型が必要だった貨物を22型で 打ち上げできるようになれば、もっと競争力が増すだろう 「究極の使い捨て」を目指すのも、また一興。 「作ってみたら24で十分だったから、34は中止」が公式発表じゃなかった? HTV-Xより重いものを飛ばす予定はないだろうから 34だと振動とGの制約がキツくなってスロットリングでかなり絞る必要があって、コストアップの割に性能は伸びないのかもしれない 32は知らん HTV-XもだがMMXやLUPEX が足りるかどうかも気になる あとゲートウェイまでHTV-X届けるなら絶対足りないし何かしらの解決策は必要になるな >>24 サターンVの嵩張る1段はケロシン酸素やぞ https://www.thespacereview.com/archive/4506a.jpg 60年代のNOVA構想の上段用に開発が進んでいた液体水素エンジン 推力はロケットダインF-1と同等 アポロ計画の終了を待たずに予算切れで開発中止 打ち上げ迫ってきたけどエンジンの信頼性は改善したの? >>28 登山用のアルコールストーブのでかいやつみたいなエンジンだし、 効率的には究極に近い方だと思うか、再利用もやる気じゃん。 宇宙空間での着火性とかどうなんだろ。 >>33 設計変更により、初号機に関しては問題ない 準備は万全 ただし2号機以降(量産型エンジン)はさらに設計が変わる (コスト削減のため、燃料噴射装置を3Dプリンタ製にする) >>34 エキスパンダーブリードサイクルは、 着火性というか始動性が非常に良好な方式 宇宙空間で始動するLE-5Bは失敗知らず >>35 着火性が良いというのは良く聞くけど どうしてなのかわかんない。 なんか悪そうに見えるんだが。 エンジンの燃焼部分で普通に火をつけると素直に拡大していくからなのかな。 エキスパンダーブリードの始動性に関してはこのあたりに https://www.mhi.co.jp/technology/review/pdf/484/484040.pdf https://www.jstage.jst.go.jp/article/kjsass/47/548/47_145/_pdf/-char/en [タンク] - [副燃焼室] - [ターボポンプ] - [主燃焼室] エキスパンダー(ブリード)では [副燃焼室] が存在しないので、 始動時の繊細な制御がシンプル化・ロバスト化されるそうだ 始動前のステータスが不十分な状態からでも、素早く安定して立ち上がる 再使用(ブーストバック・ランディングバーン)でも活躍できそうだな ぜひ実現させてほしい これ以上の推力(150トンf)は理論上困難だし、比推力も推重比もイマイチだが、 それと引き換えに信頼性/安定性やコストダウンを獲得できる 逆に考えたらフルフロー二段燃焼サイクルの多数クラスタで再使用ヘビーリフターやろうとしてる スターシップ・スーパーヘビーってとんでもないな。まあ日本にあれを見習う予算も度胸もないし EBC路線は貧者の再使用型ロケットとしては悪くはないか >>40 ロバストが何より。そもそも、燃料の価格がエンジン高度化より費用が低いなら問題ない。 でも再利用ロケットをLNG(メタン)でやるならエキスパンダーは捨てるだろ、性能でないし。 エキスパンダーサイクルには沸点が低いほうが有利なので、水素とメタンが向いてるそうだ 103 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/05/28(日) 22:22:32.16 ID:nnYVrKVG LNG エンジンでの各サイクルの比推力の比較資料 Chemical Rocket Propulsion: A Comprehensive Survey of Energetic Materials by Luigi T. De Luca, Toru Shimada, Valery P. Sinditskii 出版社: Springer; 1st ed. 2017版 (2016/8/1) の The Status of the Research and Development of LNG Rocket Engines in Japan 481ページの fig. 21 例えば燃焼圧力 P_c = 10MPa のところを見ると、比推力は Full Expande cycler: 370sec Srtaged Combustion cycle: 370sec Gas Generator cycle: 360sec Expander Bleed cycle: 340sec ということで、2段燃焼サイクルに比べエキスパンダーブリードサイクルでは比推力が30sec 低下する。 ガスジェネレーターサイクルは 10sec 程度の低下に留まる。 (もっと燃焼圧が大きくなるとガスジェネレーターサイクルもかなり不利になる) 人類は宇宙の果てへ ー第3話ー 「秩序の崩壊と再生1」 人類の頭脳は宇宙の果てへ飛び出した。 光の速度を超えるには光速に近い速度で移動するか、重力を打ち消す必要がある。 だが前者は現実的ではない。光速で移動すれば相対性理論により時間の流れが遅くなり、重力に打ち消されればブラックホールが誕生してしまう。そこで考えられたのが後者だ。 重力を打ち消しながら進めばいいのだ。 その方法とは、ブラックホールを人工的に作り出し、それに向かって進むというものだった。ブラックホールを人工的……つまり人為的に発生させ、そこに宇宙船を突入させるというものだ。この方法でなら光よりも速く宇宙空間を突き進むことが出来る。理論上は。しかしここで問題が一つあった。それはブラックホールを発生させた後、それを制御できるかどうかである。もし暴走してしまえば我々は吸い込まれて死んでしまうだろう。 また、ブラックホールから脱出する際にも問題はある。ブラックホールの中は超高密度な空間であり、そこから抜け出すためにはアインシュタインの相対性理論を改変しなければならない。 だが、そんなことをすれば世界中が大混乱になるだろう。 そしてもう一つ、問題なのはブラックホールの中心点だ。 ブラックホールの中心点は時間の流れが非常に遅い場所であり、その中心点から出るということは光速を超えるということなのだ。 それではワームホールを通過する際のタイムラグで、確実に宇宙船は破壊されるだろう。 つまり、ブラックホールの中心点へワープする方法が無いのだ。 しかし、この問題を解決する方法がある。 それはブラックホールの中に飛び込んで、ブラックホール自体を破壊するという方法だった。 この方法は、ブラックホールそのものを消滅させるわけではないため、タイムラグが発生する心配はない。 LE-7Aの比推力が440秒で、 LE-9が422秒だったか LNGのEBCで、SCと比べて30秒の低下はキツいが、 全く不可能ってわけでも無さそうだな エンジン出力の目標は100トンfだそうだが、 何とかなるのでは? 今後を考えれば、EBC化のメリットは非常に大きい JAXA構想でも次期LNGエンジンについては「オープンサイクル想定」 としか言っておらず、EBCを排除はしていない >>51 ロケットのことあまり知らないと理解できないんだな >>53 「ガスジェネレーター(プリバーナー)が無いこと」 (プリバーナ故障はエンジン爆発の第一原因) ・タービンに燃焼ガスが触れない(300℃程度の膨張ガス) (可動部品に優しく、再利用に向いている) ・エンジンの暴走(過大燃焼)が理論上困難 ・始動性が良い、どんな状況からもスムーズに立ち上がる ・部品点数が少なく、構造がシンプルである (故障しにくく、またコストが安い) ・爆発を伴う故障が発生しにくく、有人機に向いている (故障すると、ゆっくりとエンジンが停止する) ・大幅なスロットリングが可能 ・アイドルモード(超低推力)での駆動が可能 一方で、EBCはオープンサイクルなので、比推力は悪い タービン駆動ガスが貧弱なので、タービン効率を高める必要があり、 振動(亀裂)発生に注意する必要がある(LE-9ではここで苦労した) その代わり、フル(クローズド)エキスパンダーサイクルと異なり、 メインエンジン級の大推力(最大200トンf)も理論上は可能 (フルエキスパンダーサイクルでは30トンf程度が理論限界) あと、EBCは水素以外だと(大型化した時に)効率が悪い >・タービンに燃焼ガスが触れない(300℃程度の膨張ガス) これを補足すると、 水素EBCでは、タービンに来るのは加温加圧された水素のみであり、 酸素や(燃焼の副産物である)水蒸気(水分)が入ってこないので、 コンポーネントが腐食しにくく、整備性・再利用性が良くなる 炭化水素系のような煤も蓄積しない >>54 ああやっぱり同一人物だったか >>56 >水素EBCでは、タービンに来るのは加温加圧された水素のみであり、 水素脆化 エンジン駆動の方式でロケットの優劣が決定するわけではない まず正しい設計コンセプトありきで、そのコンセプトを実現するのに最適な技術を選ぶだけのこと その考え方でいくと、まず水素が真っ先に除外される >>56 Falcon9見てると別に煤なんてどうにでも解決できるんじゃね? マーリンエンジンはオープンサイクルだったと思うけど ケロシンは煤が出るよね >>57 > まず正しい設計コンセプトありきで、そのコンセプトを実現するのに最適な技術を選ぶだけのこと > その考え方でいくと、まず水素が真っ先に除外される コンセプト理解してないやんw >>55 メタン化するとタンクが同サイズだと比推力は下がるけど推力は上がるので、 第一段にはいいと思う。 多分、再利用する時にはそうするんじゃね。 >>59 ガスジェネレーターサイクルってオーブンっていうの? 2018年の話だがLE-9エンジンシステムのメタン化検討をJAXAとMHIが契約してたから 実際メタンEBCの第一段エンジンに色気自体はあるのかな ただ単にメタンEBC大推力エンジンの検討じゃなしにLE-9のメタン化ってのが奇妙だと思った 実現可能か、実際に採用されるかは別問題だが >>63 タービンを回したガスを排圧のない場所に廃棄してるんだからオープンといえるのでは? タービンを回した残ガスを主燃焼室に入れて燃やす → クローズドサイクル 例:2段燃焼サイクル、フルエキスパンダーサイクル タービンを回した残ガスを捨てる → オープンサイクル 例:ガスジェネレータサイクル、エキスパンダーブリードサイクル 副燃焼室がある 例:2段燃焼サイクル、ガスジェネレータサイクル 副燃焼室が無い 例:フルエキスパンダーサイクル、エキスパンダーブリードサイクル >>64 >LE-9のメタン化ってのが奇妙だと思った 逆やねん 新規開発するメタンエンジンの事をLE-9改って呼ぶんやで これがNASDAしぐさや エンジンの駆動方式も、燃料の選定も、 ロケットの性能に重大な影響を与える 肝心なのは、そのロケットを設計・使用する「目的」 「そのロケットを、どんな風に使いたいのか?」から逆算する JAXAは、 ・40年間の経験で、水素の振る舞いを良く理解している ・上段エキスパンダーブリードサイクルの運用で成功した ・ロケットに関しては、水素運用のエコシステムが確立している ・要求性能を満たしつつ、圧倒的なコストダウンを実現できそうだ ・本質安全のエンジン構造が、臆病で慎重な国民性に合っている ・二酸化炭素を出さないという時代の趨勢に合致し、イメージが良い 再利用時代は一体どうするのかはともかく、 使い捨てロケットとしての「極み」「最終解」とは言えるかもね H3以上にコストダウンできる使い捨てロケットは、登場しないのでは? そして再利用型ロケットのコスト低減のハードルを上げる存在でもある 少なくともファルコン9レベルまで運用コストを下げないと、 「何だ、使い捨てのH3の方が安いじゃん」となってしまう 636 名前: 通常の名無しさんのH3倍 投稿日: 01/10/12 01:47 馬鹿じゃねえの? 未来のロケットがそんな間抜けな設計のわけねえだろ。 ちゃんと計算されてる。角度とか。 ---- 改変コピペ(21年前)を貼る。 いよいよ初打上の2月となる。 LE-○のLって、液体燃料のことかな? Eはエンジン? H3のHは水素だから、LNG時代には使えないだろうけど エンジンの名称は今後もLE-○で行けるね メタン版LE-9は、LE-12あたりか 再利用型LE-9は、LE-9AまたはLE-9Rでいいか >>71 もう「角度とか」が何を意味してるのか分かる人はいなくなってるんだろうな >>74 元発言 ---- 632 通常の名無しさんの3倍 01/10/12 01:42 しかし、ヒート剣の色よりも、ドムの手の長さであの剣を抜ける ことのほうが、長年の疑問だったりする・・ 636 通常の名無しさんの3倍 01/10/12 01:47 >> 632 馬鹿じゃねえの? 未来のロボットがそんな間抜けな設計のわけねえだろ。 ちゃんと計算されてる。角度とか。 ---- 昨年のイプシロン指令破壊も、飛翔中に角度が21度狂って スピンが固定された事による。LE-9開発も含めて他の事例にも事欠かない。 「角度とか」はガンダムよりも宇宙開発で使える残念フレーズ。 そんなわけで、今月(以降w)のH3初打上にゆる~く期待。 >>69 あとづけと牽強付会だけだなぁ… 二段燃焼エンジンを30年やってきたのは何だったのか? やってきた結果、何の意味もなかったと分かったのならまあ仕方ないけど… 名残惜しいけど、日本の2段燃焼サイクルはこれで終わり 次期LNGではオープンサイクル想定なので、 ガスジェネレータかエキスパンダーブリードのどちらかは不明だが、 2段燃焼サイクルでは無さそうだ 日本の民間ベンチャーにも、2段燃焼サイクルを目指す会社は見当たらない 各国で開発中のガスジェネレータ式は最大でも100トンf程度なので、 RS-68(デルタIV)が引退したら、 LE-9が世界最大のオープンサイクル式エンジンになるのかな? しかも、あろうことかエキスパンダーで150トンf JAXA頑張ったねぇ・・ スペースXとは逆の方向で凄い開発力なのかも さて、打ち上げまで2週間を切りましたよっと。 SSMEやラプター、ロシアの大型エンジンの多くは二段燃焼サイクルなので終了するなんてことはないでしょ エキスパンダーサイクルで大型エンジンを具現化してしまったので、しばらくは二段燃焼サイクルは必要ないかもしれなけど どんだけディープスロットルでもLE-9で垂直着陸する規模のロケットではないから、次期ロケットの エンジンの推力は、LE-9よりも弱いものが新たに開発されることになる 何の意味もない寄り道だった >>79 ? メタン化したら垂直着陸できると思うよ また例の日本語が苦手で頭が悪くて的外れなことしか言えない奴か ニューシェパードは水素エンジン1基で戻ってきてるから 着陸は1基でも水素でも可能なのでは? >>82 そもそも、79が意味不明。LE-9のエンジン規模が小さすぎるのか、大きすぎるのかわからん。 大きいくてもスロットルが容易なら関係ないし。 実際に、マーリンロケットは一基だけ使って降りてるが。 >>82 New Shepardは軌道ロケットではないから小ぶりで二段目がないぶん軽いので、非力なエンジンでも上昇できてる その非力なエンジンを極限まで絞るから、垂直着陸できてる 軌道ロケットに要求される推力はもっと強力なので、極限まで絞ってもまだ推力が強すぎる なので、小型エンジンを多数並べることで、最大推力と最小推力の差を簡単に作り出せるようにするのがセオリー このクラスターエンジンのもう一つの重要なメリットは、重心の中心にエンジンを設置できること 大型のLE-9では重心からずれた位置にしか設置できないので、姿勢制御が難しくなってしまう つまり、JAXAの新ロケットのエンジンは、LE-9とは似ても似つかぬ新開発のエンジンになるということ >>48 人類は宇宙の果てへ 第4話 「運命」 宇宙には銀河が無数にある。そして銀河の中には無数の星がある。 銀河の直径はおよそ10万光年くらいあるから、1つの銀河の中に1000億以上の恒星があることになる。 この中の何割かに生命が発生する可能性があるとしても、その数は天文学的数字になるだろう。 つまり、人類の科学力では観測できない未知の生命体が存在する可能性の方が圧倒的に高いわけだ。 更に言えば、我々の住む太陽系も、地球や火星・木星など多数の惑星系を持つ巨大ガス状惑星で、その内の一つに過ぎないのだ。 この世界は巨大なスケールの上に成り立っているのだから、我々が想像する以上に多くの未知なる文明が存在しても不思議ではない。 しかも、それらの文明は何らかの理由で滅亡している可能性もあるし、今現在も繁栄を続けているかもしれない。 例えば、高度な科学技術を有する宇宙人がいて、地球人より優れた技術力で異星人の存在を隠蔽していたり……。 そんなSFじみた妄想が現実味を帯びてくる。 もし仮に宇宙人がいたら……俺ならどうするか? 地球侵略とか考えたりするんだろうか? でも、地球外知的生命体が実在したら、是非とも会ってみたいとは思うなぁ。 おれはスペースXの再使用ロケットは大嘘だと思ってる 実際はほとんどの部品を交換してるので経費は使い捨てと大差ないと いずれ内部告発などで暴露されるんじゃないかと おまえら俺の考えどう思う 低コストでロバスト性があって優秀なエンジンならば二段燃焼サイクルに拘る必要はない しかし LE-9 は本当に低コストでロバスト性があるエンジンになったのだろうか? 実はめっちゃ繊細で製造が面倒なエンジンになってしまったのではないだろうか シンプルで製造は楽だが、低性能。 それを無理に回してる。 ある意味、方式に内在した問題がマトモに表面化したな。 >>88 LE-9のことなら、ロバスト性をとったんだろ。 せいぜい再利用くらいとわりきるなら、 ありの戦略でしょ。 大型のエキスパンダーブリードには、まだ伸びる余地がある LE-9では取り扱いの容易さからチャンバーエキスパンダー方式(ノズルから吸熱しない) を採用したので、ノズルエキスパンダー方式(全体から吸熱)にすれば、さらに吸熱できる コストは上がるが、再利用型なら元が取れるはず また、大型化すればするほど実現は厳しくなるが、逆に言えば、 推力100トンf程度に留めれば、メタンでもEBCは可能かもしれない JAXAの次期LNG構想では、オープンサイクルで推力100トンf級の メタンエンジン(9基クラスタ)を想定しているので、メタンEBCに挑戦するべきだ これをガスジェネレータ式にすると、世界の他のロケットと同じ平凡な構造になって、 優位性が確保できない 150トンfの大型EBCの経験は、 再利用時代でも活きてくると思うよ 吸熱およびターボポンプの効率性を極限まで高める、 というノウハウが獲得できた 再利用時代がもしLNG(メタン)になるなら、 水素よりもさらに効率性を高めないと実現できない LE-5B → LE-9 → もしかしてメタンEBC という流れは、他国では全く追随できない技術的ノウハウだろう (他国は2段燃焼サイクルの方向へ進んでいる) ところで、ESAは次世代メタン(プロメテウス)でもガスジェネレータサイクルを採用するようだけど、 世界で唯一、2段燃焼サイクルに挑戦したことが無いグループになるのかな 韓国でさえ、積極的に2段燃焼サイクルに挑戦しているのに https://news.yahoo.co.jp/articles/c0b42fcd0b6a8d78364b00455d07f913fafc3f55 試験中の上段エンジン用ターボポンプが爆発 これは開発中の、10トンf級のケロシン酸素リッチ2段燃焼サイクルエンジンだと思われ 100トンf級のケロシン酸素リッチ2段燃焼サイクルも開発予定だとか このスレが航空・船舶板にあった頃は、 二段燃焼サイクルでケロシンを燃やす 旧ソ連のRD-170系は神!オーパーツ! と賛美されていた。 その頃のパヨ感覚が抜けてない人ですかね。 ロシアのエンジンは結構爆発するので 商業打上敬遠されているのが現状。 >>86 再使用して高い→スペースシャトル 再使用しても高くはなっていない→ファルコン9 だと思う。ファルコン9が安いのは別の要因だからなあ >>86 本当に部品交換してたら現状の頻度で打ち上げるのは不可能かと >>88 そういうことだな エキスパンダーブリードが大型化に向いていないことを証明するために作ったようなものだ >>86 >おれはスペースXの再使用ロケットは大嘘だと思ってる >実際はほとんどの部品を交換してるので経費は使い捨てと大差ないと スペースシャトルがそうだったよね 再利用といいながら、実際は大部分の部品交換しなければならず、新品を作っているのと変わらないと 側ばっかり再利用しているので、劣化が早く、大事故に繋がったのだろう 事故起こさないようにメンテに時間かかるから、増々人件費も掛かるようになってしまった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.4.7 2024/03/31 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる