設備投資、ルーキー不在 企業の新陳代謝鈍く成長停滞
チャートは語る
ttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA103110Q2A810C2000000/
 それぞれに合理的な経営を探る企業の動きを全体として見渡すと日本経済の停滞が浮かぶ。内閣府は開業率と廃業率を
足し合わせた「代謝率」に着目する。米国や英国、ドイツが20%前後で推移するのに対し、日本は5%程度しかない。
日本企業の新陳代謝が乏しいことを示すデータだ。
 米国は新たな企業が投資を重ねて成長し、経済をけん引するダイナミズムがある。

 トップ5で06年度から残っているのはGMだけ。98年創業のグーグルをはじめIT(情報技術)大手が代わって主役に躍り出ている。
 企業がお金をため込むだけでは持続的な成長が望めないことははっきりしている。