ネット上では、ときどき高級車に対してなんらかのいたずらを行う人々の姿が見られる。
高級車の上に飛び乗って走り去る人や、下品な嫌がらせをした人、
高級車のボディ全面に執拗に傷をつけた人もいる。
不景気や社会情勢が変化するとさらにこの傾向が加速するようだ。
お金持ちを妬む気持は理解できる。
お金持ちを妬む気持ちは「負のエネルギー」だ。
そしてそれを発散させるのに一部の人はより安易な行動に出る。
そう、自分よりも恵まれた人を貶めるのだ。
彼らは、自分の手が届かないような高級車を傷つけることで、彼らの自尊心を満たし、
自分を優位に絶たせようとする。
それに対して、自分をよりよい環境に置こう、
よりお金を稼いでいいモノを手に入れようとするのは「正のエネルギー」だ。
人を貶めることで”相対的”に自分のポジションを上に置こうとするのではなく、
”絶対的”に自分がより高いところへ行こうとする前向きな力だと言える。
しかし、そのための努力は並大抵ではない。
人の上を行くということは、人よりも頑張らねばならないということだから。
それでも、いかに難しく困難な道であったとしても、ボクは常に前に進みたい。
だから、ボクは高級車を見たときにいつもこう思う。
「こういったクルマに乗る人はどういった人なんだろう?自分よりも優れた人に違いない。
だから、自分もこういったクルマに乗るには、より努力し、より優れた人にならねばならない」、と。