地震の予知は地震学の知見だけでは実現できない。

地震学、固体力学、物理学、数理統計学、地球物理学、火山学、流体力学、地球電磁気学、電波工学、計測工学、地質学、測地学等
その他多数の学問との連携が必要。

地震予知ができない決定的な理由はデータ不足だから。
早い話が人工衛星無しで天気予報を行うくらいにカスなレベル。
雨が降るかどうかは上空の状態を知る必要があり地震を知るには地中の状態を知らなければならない。
なのに地表や海底にしか観測機械が無いんじゃ話にならない。

もし天気予報と同等の地震予測を行おうと言うのならば1kmの立体格子(地下100kmまで)になるように観測点を設け5分おきにデータを更新できなくてはならない。
さらに実際に地震が起きたときのデータが100個は必要。
特定地域でM8の地震が100年に一度おきるというならデータ収集に1万年かかる。

後は物理学・力学の法則に基づいてシミュレーションを行うだけ。
もちろん、月による潮汐力も考慮すればなお良い。
以上をまとめると、地震の予測が難しい理由は,,

 「地下の状態の初期値を作るのが困難だから。」
 
長文失礼しました