地頭力を対人感性力と比較すると、「地頭力を発揮するためにはある程度『性格が悪く』なる必要がある」というのである。

つまり、こういうことだ。
地頭力では一貫性(論理的であること)を重視するのに対して、対人感性力では相手の矛盾を許容することも大切です。
地頭力では「まず疑ってかかる」のに対して、対人感性力では「まず共感する」ことが求められます。
また、地頭力では「批判的に考える」のに対して、対人感性力では「批判はしない」のが求められる姿勢だからです。