子どもたちの珠算大会12/23 14:03nhk
そろばんを使った計算や暗算の正確さと速さを競う珠算大会が津山市で開かれ、子どもたちが練習の成果を披露しました。
この大会は、美作珠算振興会と津山商工会議所が、子どもたちの技能を高めようと毎年、開いていて、今回で34回目になります。
23日は津山商工会議所のホールに、美作地域のそろばん教室に通う小学生や中学生など163人が集まりました。
参加者は学年や年代別にわかれてかけ算や割り算、それに読み上げられる数字を足したり引いたりする「読み上げ算」に挑戦しました。
計算が始まると会場には緊張感が漂い、そろばんを弾く音だけが響きました。
また、そろばんを使わない暗算の部門では、参加者が問題用紙を見ながらそろばんを弾くように指を動かし、頭の中で答えを導き出していました。
参加した小学生は「そろばんを使うと計算が正確にできるので楽しいです」と話していました。
美作珠算振興会の豊田澄子会長は「電卓やパソコンでも計算できますが、人間力を養い脳の活性化をはかるにはそろばんがよいと思います」と話していました。