・中国陝西省のサファリパークで飼育されている雌のチンパンジー、アイアイが16年
続いた喫煙を断つことに成功した。世界一の喫煙大国、中国にとって禁煙推進は
大きな課題となっており、5日付の英字紙チャイナ・デーリーはこのニュースを1面で
大きく報じた。
アイアイの喫煙は、1989年につがいの雄が死んだことがきっかけ。寂しさを紛らす
ように捨てられたたばこに手を出した。その後、2番目のつがいの雄や子供の死が
重なり、喫煙への依存が加速。1日10本程度吸うようになった。
禁煙への取り組みは8月末から開始。朝食後の散歩、昼食後の音楽などで注意を
そらす努力が奏功し、これまで約1カ月喫煙していない。担当者は「生活が多彩になり、
たばこを忘れられた」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051005-00000076-jij-int
ニコチンパンジー
http://i.imgur.com/9QKbemg.jpg