全体の練習に目を配りつつ、山崎福の練習メニューには密着。
午前中のトレーニングはマンツーマンで指導し、ブルペンでの投球を見守ったあとはキャッチボールの相手も務める。
中嶋2軍監督との話し合いで、安定した投球フォームの必要性を再認識した山崎福は
「体の使い方など監督に教えていただいたことが1つ1つはまって、ボールにもしっかり表れている。来春のキャンプでしっかりアピールできるようにします」と意気込む。

中嶋2軍監督は日本ハム時代の15年に現役を引退後、16年から2年間、パドレスで指導者としての研修を積んだ。
数多くのマイナーリーガーを相手に、1人1人の才能を伸ばす最善の方法をフロント、首脳陣が一体となって模索する姿を目の当たりにした。一つの才能も無駄にしない育成方針を貫く現場を知るだけに、。
まずは先発候補左腕の才能を目覚めさせる。「いいアドバイスができればいいですね」と、一挙手一投足を見守る。
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