百人一首の編纂を命じられたのは、ご存じ歌界の百人斬りこと巨人小笠原終身名誉私奴婢(44)。
この大事業に携わることとなったカッスは、猛然といきり勃ち自慢のリリーフ牛車で領民114514人を次々と轢殺した。
途中、検非違使に討ち取られて五条河原に晒される微笑ましい事変もあったが、無事各界の名誉歌人のもとへ到着した。
強制夜這い騒動で今を時めく山口歌人(46)のもとに行くと、イチモツを取り出し「JKを誘惑するのに歌を詠んだようなら俺のためにも詠めるはず」と懇願する。
山口は「一理ある」と答え、「キンタマの おしからざりし 命など ながくもがなと 思わざるかな」と見事な一首。
満足したカッスは重籐の弓を強振して山口を撲殺するファインプレーを披露した。
その後シャカシャカ走りで北の地に向かったが、蝦夷地に到着したところで謎の頭痛を発症。
頭痛を紛らわせるために脇差でキンタマをめった刺しにしていたところ、都落ちした少納言二岡に介錯され無事死亡した。
編纂は無事終了し、ここから生み出された花札は野球賭博の原型になったといわれているが、それはまた別の話。
この件に関して大正義巨人軍原征夷大将軍は「うちは歌人より廃人の方が多いね」とコメント。雅を知らぬ東夷を島流しにする意向だ。
なお合戦にはまにあわんもよう。
